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綾瀬はるかの天然ぶり健在に堤真一も爆笑!「本能寺ホテル」完成報告会見(2016.12.13)

綾瀬はるか、堤真一W主演により、日本史最大の謎「本能寺の変」に迫る歴史エンターテインメント「本能寺ホテル」の完成報告会見が12月12日(月)に行われた。この日は、アパホテル&リゾート東京ベイ幕張が1日限定で「本能寺ホテル」としてオープンするということで、ウィンドイルミネーションとしてホテル外壁には「本能寺」の文字が点灯され、オープン記念セレモニーでは、綾瀬と堤に加え、共演の濱田岳、風間杜夫、そして鈴木雅之監督がテープカットを行った。アパグループ代表の元谷芙美子社長からも「32周年の誕生日に、信長と同じようにホテル業界の天下を目指すべく、同じ志を持つ者として協力させていただきました。映画の大ヒットを心より祈念いたします」と祝辞が届いた。

天下統一を目前にした織田信長は、なぜ明智光秀に謀反を起こされたのか?自害したはずの信長の遺体は何処に?といった数々の謎を残す信長に、事前にその運命を伝えようとした現代人がいたとしたら・・・という奇想天外なオリジナル・ストーリーを描き出した鈴木監督は「なかなかいい映画に仕上がりました。ロケとして京都の有名なお寺を何か所か使わせていただき、圧巻の本能寺を映し出すことができました」と自信をのぞかせた。

本能寺が炎に包まれるシーンも登場するが、そんな危険な撮影について織田信長役の堤は「『もし何かあったら、この間だけ走ってください!』と先に脅されて、ビビっちゃいけない役なのに、内心ビクビクでした」と明かし、30年ぶりに馬にも乗ったそうで、「監督が急に馬を走らせると言い出して、すごい怖かったんですが、馬が言うことを聞いてくれて、バーっと走り出してくれて、嬉しくてニヤニヤが止まりませんでした」と鬼の形相のはずの信長ではなくなってしまったようで、監督も「本当に笑っちゃってます。でもそのまま映像で使ってます」と暴露した。

戦国時代に繋がる不思議なホテルに宿泊する倉本繭子を演じた綾瀬は、これまで何度も共演歴のある堤の信長像について「カッコ良かったですよー。いいなー。カッコいいなーと思って」と若干バカにしているような発言に堤はすかさず「それだけかい!」と突っ込みを入れ、「綾瀬さんは耳がどうなってるのか?と思うことが多くて、撮影の合間に真面目に天安門事件の話をしていた時も『てんやもん?』って聞いてきて、話の流れでわかるでしょ!」と更に突っ込んでいた。

また、美少年として有名な森蘭丸を演じた濱田は「一番、この役に違和感を持っているのは僕です」と自虐的に笑い、撮影の思い出として「姫路でロケがある時に、田口浩正さんと一緒に新幹線で飲みながら行ったんですが、酔っ払って楽しくなってきちゃって、姫路までの距離感もわからなくて、気付いたら窓の外から堤さんがトントンしてて、新幹線でトラックのCMやっちゃう?なんて思っている内に僕の目の前でドアが閉まって、岡山まで行っちゃいました」と思わぬ遠出をしてしまった様子。

「タイムスリップするとしたら何をしてみたい?」という質問に風間は「信長と一緒に天下統一してみたいですね。でも足腰が弱ってきているので、戦地に着くまでにつまずいて死んでいるかも」と弱気な発言。続いて綾瀬は「私も信長に会いたいです。天下統一をちゃっかり横で『いけー!いけー!』って言いながら」と天然発言を繰り出した。そして締めの挨拶として綾瀬は「本能寺の変を歴史エンターテインメントとして面白く、ハラハラ、ドキドキでそれなりに描いていて・・・」と語り出し、“それなりに”発言に堤は「うまいことしゃべれや!」と爆笑。気を取り直して「現代と過去を照らし合わせて、新たな視点で描いているので、若い方から年配の方まで観ていただける作品になっています」とアピールした。

公開情報 東宝配給「本能寺ホテル」は2017年1月14日(土)から全国公開
公式サイト:http://www.honnoji-hotel.com/

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