ニュース

「こんな北川景子見たくない!」と大泉洋が絶叫!「探偵はBARにいる3」製作発表会見(2017.02.01)

大泉洋演じる“探偵”と松田龍平演じる“その相棒・高田”という予測不能コンビの活躍で立て続けにヒットを記録してきたシリーズ最新作「探偵はBARにいる3」の製作発表会見が2月1日(水)に行われ、第3弾のヒロインとして北川景子が出演することも発表された。大泉は「より良い台本作りを目指し、最高に面白いものに辿り着きました。久々の探偵に高揚しております」と鼻息も荒く挨拶。続いて松田が「大泉さんが忙しくて続編がなかなかできなかったのですが、ようやく3を製作することになりました」と語り出すと、すかさず大泉が「違う違う。君こそ何で連ドラをこの時期に受けるのかな?」と突っ込みを入れ、笑いの絶えない会見となった。

ミステリー作家・東直己の〈ススキノ探偵シリーズ〉を原作に、2011年と2013年に映画化された本シリーズは、数々の映画賞も受賞するなど人気を博してきた。4年ぶりとなる新作では、前2作に続き「ALWAYS 三丁目の夕日」シリーズの古沢良太が脚本を務め、NHK連続テレビ小説「あまちゃん」や映画「サラリーマンNEO 劇場版(笑)」「疾風ロンド」の吉田照幸が新たにメガホンをとり、原作の要素をちりばめながらも、映画ならではのスケールに昇華させたオリジナルストーリーで展開する。

モデル事務所の美しきオーナーであり、探偵と高田を翻弄することになるヒロインを演じる北川は「シリーズものに参加させていただく緊張もありますが、私自身このシリーズの大ファンなので、楽しみにしております。謎の多い女という、今までにない役に挑戦させていただきます。男にしかわからないロマン溢れる世界観を生で拝見出来るのも嬉しいです」と語り、共演2人の印象については「15分前にお会いしたばかりなので・・・。大泉さんはテレビの印象のまま面白くて優しい方です。松田さんもナチュラルに存在する方だなと思いました。これから印象が変わるかもしれないので楽しみです」と明かした。

そんな北川の役柄はかなり強烈なものとなるようで、大泉は「よく引き受けましたよねー。ふり幅がすごいし、悪女的な存在なので、こんな北川景子見たくない!そんなこともするのかー!?って感じですよ。あなたの印象ばかり残る映画になるわよー」と何故かオネエ言葉で不満げに話し、松田に同意を求めると「まだドラマが忙しくて台本読めてないです。自分が出ているところだけちょっと読んでます。スミマセン」と返答。大泉は爆笑しながらも「君ねー、本当にバイオリン(「カルテット」)の台本ばっかり読んでる場合じゃないよ!」と2月中旬から始まる撮影を心配した。

北川はシリーズのファンということもあって、「いつもどんでん返しに驚かされるのですが、『3』がそういう意味では一番驚きの展開になると思います。それと毎回、ヒロインが探偵とプラトニックな恋愛の雰囲気になるのが、おしゃれでステキだなと思っていたのですが、そのあたりを大人っぽく演じられたらと思います」とコメント。これを頷きながら聞いていた大泉は「あなた賢い人ですね。受け応えがしっかりしていらっしゃる!尾野真千子とは大違い!」と前作のヒロインを引き合いに出し、「あの人は口を開くと僕の悪口ばっかり。いい感じのヒロインが迎えられましたー!」と大満足。

アクションシーンもスケールアップするようで、大泉は「海を利用したシーンもあるみたいで、どうなっちゃんだろう?死んじゃうぞ!という感じです。マイナス何十度にも耐えられるウェットスーツの採寸をしたりしています。でも僕より高田が『ミッション:インポッシブル2』のトム・クルーズみたいなことになるので大丈夫かな?僕はその辺タッチしていないので、現場を見に行くのが楽しみですけどね」とニヤニヤ。松田も「今回は高田も敵わない相手が出てくるということなので、アクションがおもいっきり大変そうです。かなりテンションが下がりました」と早くもやる気をなくしている様子。

最後に大泉は「ファンの方たちからも、業界の方々からも『3』はやらないの?と声をいただいていたので、満を持しての製作となります。脚本も今まで以上に面白く、『やりたかった!』という思いをぶつけて最高の映画にしたいと思います」と意気込み、松田は「札幌の雪景色の中に探偵と高田が戻ってきます。楽しみにしていてください」、北川も「1と2を観ていない人でも、ファンの方でも楽しめるような作品にしたいと思います」と締めくくった。

公開情報 東映配給「探偵はBARにいる3」は2017年冬、全国公開
公式サイト:http://www.tantei-bar.com/

バックナンバー

ページのトップへ