2月5日からABC・テレビ朝日系列で放送がスタートする｢キラキラ☆プリキュアアラモード｣と、3月18日に全国公開する｢映画プリキュアドリームスターズ！｣の合同記者会見が2月1日（水）に行われた。TVシリーズ14作目となる本作で5人のプリキュアの声優を務める、美山加恋、福原遥、村中知、藤田咲、森なな子、そして映画版のゲスト声優を務める、木村佳乃、山里亮太、ライス（関町知弘、田所仁）が、色とりどりのプリキュアたちと共に登壇した。

2004年2月からテレビ放送が開始されて以来、広く愛され続けている「プリキュア｣シリーズ。新作「キラキラ☆プリキュアアラモード」では“スイーツ×アニマル”をテーマに、みんなの想いを守るために戦う5人の伝説のパティシエ・プリキュアを描く。そして「映画プリキュアドームスターズ！」では、2009年から毎年春の恒例となっていた、歴代シリーズのプリキュアが全員登場するオールスターズから、「GO！プリンセスプリキュア」「魔法つかいプリキュア！」「キラキラ☆プリキュアアラモード」の直近3世代が登場する新たなスタイルで展開する。

5人の声優たちは変身するプリキュアと同じカラーの衣装で登場。役と似ているところを聞かれると、ピンク色の“うさぎショートケーキのプリキュア”「キュアホイップ」に変身する宇佐美いちか役の美山加恋は「いちかちゃんの笑顔は、子供の頃の自分の笑顔に似ているなと思います。『ふたりはプリキュア』を観ていた頃は、キュアブラックに憧れていました」と笑顔で語り、黄色の“りすプリンのプリキュア“「キュアカスタード」に変身する有栖川ひまり役の福原遥は「ひとつのことに夢中になるところが、スイーツのことになると一所懸命なひまりと似ているかも！」とコメントし、青色の“らいおんアイスのプリキュア”「キュアジェラート」に変身する立神あおい役の村中知は「偶然にも子供の頃、ブルーのラムネアイスをよく食べていました！」と明かした。

また、紫色の“ねこマカロンのプリキュア”「キュアマカロン」に変身する琴爪ゆかり役の藤田咲は「いつかプリキュアになりたいと思っていたので決まった時はスキップして帰りました！」と喜びを語り、赤色の“いぬチョコレートのプリキュア”「キュアショコラ」に変身する剣城あきら役の森なな子が「ボーイッシュなあきらに合わせて、収録日はパンツ姿で通っています！」と明かすと、他のキャスト陣から「おおーっ、ほんとだ！」と感心する声があがった。

「映画プリキュアドリームスターズ！」はシリーズ初の和のテイストということで、桜を背景に木村佳乃が人力車に乗って登場すると会場から歓声があがり、続いてプリキュアの敵となる鴉天狗役の山里亮太が、手下役のライスを引き連れて登場。
京言葉を話す狐のシズクを演じる木村は「生まれて初めて人力車に乗りましたが、乗り心地が良く楽しかった」とごきげんな様子。また、「5歳と3歳の娘たちと一緒にプリキュアごっこをするくらい『プリキュア』が大好きなので喜んでいます！今回エンディングテーマの『君を呼ぶ場所』も歌わせて頂くことになって、歌詞が心に届くとても良い曲なので、カラオケに入ってくれたら嬉しい。子供たちと一緒に歌えるし、打ち上げで歌えれば楽しい」と語り、山里に「随分、先もみていますね」と突っ込まれていた。

プリキュアに出ることで「姪っ子がやっと尊敬してくれた」と喜ぶ山里は、シズクをさらうリーダー役でプリキュアと戦うことになる。そんな山里にキュアホイップ役の美山が「やることは酷いけど、見た目は丸くて可愛い、ホンワカした感じですよね」とフォローするも、「嫌われる覚悟はできています！プリキュアを困らせてやる！子供たち、とくと僕を嫌うがいい！」と大見得を切ってみせた。
ライスの二人も「山里さんの手下という関係性は現実と変わらないです。悪い山里さんをいつも見ているので、いつもと同じようにやります！」と役作りの手応えを語った。