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100年続けば赤字も無くなる!?「島ぜんぶでおーきな祭 第10回沖縄国際映画祭」概要発表会見(2018.03.20)

4月19日から22日までの4日間に亘り那覇市の波の上うみそら公園をはじめ沖縄の各所で開催される「島ぜんぶでおーきな祭 第10回沖縄国際映画祭」の概要発表会見が3月20日(火)に行われ、お馴染みとなったガレッジセールの2人と木佐彩子アナウンサーの司会のもと、特別上映される「ニワトリ★スター」主演の井浦新をはじめ、TV DIRECTOR’S MOVIEと地域発信型映画でスタッフ、キャストとして参加するNON STYLEの石田明、井上裕介、くっきー(野性爆弾)、よしこ(ガンバレルーヤ)、鉄拳らよしもと芸人が登壇した。

今年で10年目を迎えることから、過去を振り返る映像が披露されると、ゴリは「安室奈美恵ちゃんも来てたんですね。これは貴重な映像!」と驚き、川田は「当初から大崎委員長が『10年は続けたい!』と言っていて、『続かないだろう』と思ってたんですが、まさかの10年です」としみじみ。「沖縄の人たちにとっても毎年の風習みたいになってきているので、是非、20年、30年続けていきましょう!」とゴリが怪気炎をあげるも、川田は「吉本の社員がどんどん痩せこけていくでしょうね」と激務に追われる社員を気遣った。

大崎洋実行委員長は「10年赤字で続いて参りましたが」といきなりのジャブでガッレッジセールをズッコケさせ、「赤字も年々減ってきてはいますので、100年経てば黒字になるかと思っています(笑)。4月からは沖縄初のエンタテインメント専門学校も始めます。定員が少し足りないので、赤字かな・・・。映画やCM制作も地方創生と相まって広がっていますので、沖縄から日本本土、アジアにまで、この輪を広げていきたいと思っておりますので、宜しくお願いします!」と赤字の話に終始しつつも、今年も盛大に開催することを宣言した。

本映画祭は、2015年から名称を「島ぜんぶでおーきな祭」と改称し、映画・音楽・ダンス・お笑い・ファッション・アート・スポーツなど総合エンタテインメントの祭典として成長し続けている。今年は新たに新都心公園が会場に加わり、全上映作品の中から観客が選ぶ「おーきな観客賞」も新設される他、“よしもと沖縄41市町村全力応援芸人”が全力で沖縄の各地域を盛り上げていき、昨年より始まった「SDGs」(持続可能な開発目標)への取り組みも続け、よしもと芸人によるWEB限定PRムービーもYouTubeで公開している。

特別招待作品として上映される「ニワトリ★スター」主演の井浦は「かなた狼監督の初期衝動を全部詰め込んだ、凄い熱量溢れる映画になっています。タイトルも決まっていない10年前から『必ず映画を作るから、新、一緒にやってくれ!』と言っていたことが実現しました」と感慨深げに明かし、「撮影最初の10日間は成田凌と共同生活をして、ダメな2人の役なので、どうしようもない日々を過ごしていました。世の中のタブーに真っ向勝負し、目を背けたくなるシーンも押し寄せますが、見届けたら小さな希望や愛が必ず心の中に残る作品になっているので、感動していただけると思います」とコメント。

また、TV DIRECTOR’S MOVIEの「劇場版ドルメンX」で音楽プロデューサーを務めた野性爆弾のくっきーは「地味に音楽活動はやらせていただいていたんですが、今回は大々的にやらせていただきました!鍵盤を叩いたらメロディーが出て来るんですよ。モーツァルトですよ!」と自信満々に語り、「Bの戦場」で映画初主演を務めるガンバレルーヤのよしこは“絶世のブス”役ということで、「色々ピンとこないのですが、役作り頑張ります!現場でお二人(大野拓朗&速水もこみち)に囲まれると、崩れまくっている女性ホルモンが整いますね」と笑顔を見せた。

なお、会見には宮川たま子、仲本新(カシスオレンジ)、大屋あゆみ、比嘉憲吾(初恋クロマニヨン)、大谷仁志(ぼんじょるの)、宮川大輔、じろう(シソンヌ)、小杉竜一(ブラックマヨネーズ)らよしもと芸人の他、スポーツイベントに参加する岡崎朋美、オールエンディングステージに参加する前川真悟(かりゆし58)、島袋寛子も登壇した。

開催情報 2018年4月19日(木)〜4月22日(日)まで那覇市 波の上うみそら公園・国際通り周辺・新都心公園、北中城村、イオンモール沖縄ライカム他で開催
公式サイト:http://oimf.jp/

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