2月3日からABC・テレビ朝日系列で毎週日曜朝8時30分に放送がスタートする｢スター☆トゥインクルプリキュア｣と、3月16日全国公開の｢映画 プリキュアミラクルユニバース｣の合同記者会見が1月30日（水）に行われた。最新作は｢宇宙と星座｣をテーマに、想像力豊かで好奇心旺盛な主人公キュアスターこと星奈ひかるが仲間たちと冒険を繰り広げる。会見にはメインキャストの成瀬瑛美、小原好美、安野希世乃、小松未可子と、映画でゲスト声優を務める田中裕二（爆笑問題）、梶裕貴が登壇し、直近3世代のプリキュア15名も勢揃いした。

昨年は｢プリキュア｣シリーズ15周年を迎え、プリキュアたちを応援してきたファンへ感謝を込めた様々なイベントを実施。プリキュア55人が登場する｢映画HUGっと！プリキュア?ふたりはプリキュア オールスターズメモリーズ｣も記録的ヒットとなった。劇場版最新作では、“応援上映”の先駆けとも言える｢プリキュア｣映画の象徴的なアイテムであり、子どもたちが光を灯して応援する“ミラクルライト”の秘密にシリーズで初めて迫る。また、｢HUGっと！プリキュア｣｢キラキラ☆プリキュアアラモード｣のプリキュアたちも集結し、不思議で楽しいキラキラ星の世界で“伝説の宇宙大魔王”の復活に立ち向かう。

主人公・星奈ひかる（キュアスター）の声に抜擢された成瀬は｢大好きなプリキュアのオーディションを受けられるだけでも嬉しくて、大興奮したんですが、本物のプリキュアになることができました！夢が叶いましたー！ひかるちゃんは、好きなことを『大好き！』と言える女の子。私もプリキュアとしてみんなの夢を応援していきたいですし、宇宙や星が大好きなひかるちゃんを魅力的に演じていきたいです！｣と挨拶。今回のTVシリーズからTVerで1週間見逃し配信されることも発表され、子どもたちだけでなく大人も好きな時間に楽しむことができるようになる。

劇場版のゲスト声優として宇宙警備隊の若手隊員・ヤンゴを演じる梶は｢9つ下に妹がいて、初代プリキュアから熱心に観ている姿を見守っていました。あのオープニングテーマと歌詞のキャッチーさは今でも覚えています。妹に『プリキュアに出ることが決まったよ！』と報告したら喜んでくれて、『キュアホワイト押しだった』と告白してくれました。15年の時を経て、大きくなった皆さんにも楽しんでいただける作品にしたいと思います。若手警備隊員としてのプロフェッショナルな意識を持って演じていきます！｣と意気込みを見せた。

また、今回ゲスト声優として発表された爆笑問題の田中は、惑星ミラクルの星々を司る大統領役を演じることとなり、会見には相方である太田光と同じ背丈の巨大ミラクルライトを抱えて登場。｢僕も11歳の女の子と7歳の男の子と1歳8カ月の女の子がいるんですが、プリキュアの台本を枕元に置いて寝てしまったら、娘に『パパ！プリキュアやるの!?』と見つかってしまって、ベッドを飛び跳ねて本当に喜んでくれました｣と明かし、相方の太田からは｢『どういう役？なんでオマエが!?』とやっかまれ、羨ましがられています｣と困り顔。

前述のとおり“ミラクルライト”が劇中で重要な役割を果たしており、子どもたちが｢プリキュアを応援する＝映画に参加する｣感覚を味わえ、エンディングのダンスに至るまで全編がアトラクションのように構成されていることについて田中は｢年代が違う子どもがいると、どの子に焦点を当てればいいか難しいんですが、この映画なら上の子も楽しめるし、ストーリーはわからなくても下の子も参加できるし、皆で楽しむことができます。早く家族で観に行きたいし、子どもの教育にもすごくいいと思います！｣と太鼓判を押した。