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「オファーが来なかったら・・・」バナナマン設楽統がハラハラ!「ペット2」吹替版完成会見(2019.06.24)

「怪盗グルー」シリーズや「SING/シング」など人気アニメーションを次々と生み出すイルミネーション・エンターテインメントの最新作「ペット2」の吹替版完成会見が6月24日(月)に行われ、前作に引き続き声優を務めるバナナマン設楽統&日村勇紀をはじめ、佐藤栞里、永作博美、宮野真守に加え、新キャストの内藤剛志、伊藤沙莉が登壇した。ちょっと気が小さいテリアのマックスを演じる設楽は「前作以上に観るとあったかい気持ちになって、元気になる作品です」と挨拶し、マックスの相棒で大型犬デュークを演じる日村も「1も最高だったけど、2はもっと最高です!」とアピールした。

2016年に公開された前作「ペット」は、“飼い主が留守の間、ペットたちは何をしているのだろう?”という誰もが一度は考えたことがあるペットたちの裏側の日常をユーモラスに描き、全米ではオリジナル・アニメーション映画史上最高のオープニング記録を叩き出した。その最新作となる「ペット2」も全米で6月7日に公開され初登場1位に輝き、マックスの家族旅行、ミツバチ君奪還作戦、ホワイトタイガー・フーの救出劇という3つの物語が交錯しながらペットたちのヒミツの大冒険が繰り広げられる。

設楽は「前作の時に2があると聞いていたので、オファーが来なかったらどうしようかと心配していました(笑)。2はいろんな話が入り組んでいるんですが、スムーズに物語が頭に入ってきて、『元気になって、また頑張ろう!』という気持ちになれました」と語り、日村は「前作でマックスの家にやって来たデュークは、性格がねじ曲がっていたんですが、今回はものすごく丸くなっていて、それはそれは素敵な犬になっています」とキャラ変していることを明かした。

マックスとデュークの飼い主であるケイティ役の佐藤は「ペットたちの可愛さも成長ぶりも、よりパワーアップしています。ケイティは背が高くてショートカットなので親近感を感じていたのですが、3年経ったら結婚して出産も経験していて、遠いところへ行ってしまったように感じました。でも、マックス、デューク、(息子の)リアムが本当に可愛らしくて、自然と母性が出てきて、母になることができました。愛情深くお二人(設楽&日村)を育てています(笑)」と明かし、設楽も「母性を感じましたよ」とすかさずコメント。

ツンデレ猫のクロエ役の永作は「相変わらずマイペースで、ツンデレぶりも変わらず、自分の道を生きています。後半で戦いに行くシーンがあるんですが、そこでも声を出さずにいるんです」と振りかえり、前作とは違う悪徳サーカスの団長セルゲイとして参加した宮野は「お役御免かと思ったら、別の役でビジネスチャンスを掴みました!どういう声にしようか悩んだんですが、アメリカ版はロシア訛りだったりしたので、僕も巻き舌にしてみたりして、やったことのない声の雰囲気にしています」と語り、宮野の声の幅広さに一同感嘆していた。

新たなキャラクターとして、マックスの成長のカギを握る農場犬ルースターを演じた内藤は「オリジナルではハリソン・フォードさんが演じていて、日本人だとネガティブなイメージになってしまうため息を、色んなバージョンで演じていて『さすが!』と思いました」と明かし、負けん気が強いシーズーのデイジーを演じた伊藤は「私は声で覚えていただくことが多いんですが、デイジーは見た目が可愛いらしいので何かの間違いかと(笑)。でもアメリカ版のデイジーもしゃがれ声だったので一安心しました」と緊張しつつも役に入り込めた様子。

また、内藤はペットを飼っていなかった時期が今まで無いそうで、現在の愛猫2匹を写真で披露。伊藤も「発想が変わっている」という愛犬を紹介。「ドッグランとかでワシャワシャ可愛がられている犬を見つけると、後ろに並んで次に可愛がられようとするんです」と微笑ましいエピソードを明かした。また、日村は昨年ニューヨークを訪れた際に、マックスとデュークのぬいぐるみを映画の場面と同じ場所に置いて撮影したそうで、設楽から「今度は全員のキャラクターを連れていって欲しいな!」と言われ、意欲を見せていた。

公開情報 東宝東和配給「ペット2」は2019年7月26日(金)全国公開
公式サイト:https://pet-movie.jp/

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