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三吉彩花が華麗なハイキックで全日本プロレスを圧倒!「犬鳴村」公開直前スペシャル会見(2020.02.05)

九州に実在する日本最凶の心霊スポットを、ホラー映画の第一人者である清水崇監督が完全オリジナルストーリーで映画化した「犬鳴村」の公開直前スペシャル会見が2月5日(水)に行われ、清水監督、主演の三吉彩花をはじめ、坂東龍汰、古川毅、宮野陽名、大谷凜香が登壇。この日は、歴史ある帝国ホテルにプロレスのリングが登場し、“最凶映画”「犬鳴村」VS“最強集団”「全日本プロレス」と題し、“最恐”の称号を賭けたデッドヒートが繰り広げられ、場外乱闘したプロレスラーたちに三吉がハイキックを食らわせるなど迫力の試合を見せた。

臨床心理士の森田奏の周りで突如、奇妙な出来事が起こり始める。奇妙なわらべ歌を歌い出しおかしくなった女性、行方不明の兄弟、繰り返される不可解な変死。それらの共通点は心霊スポット「犬鳴トンネル」だった。「呪怨」シリーズをはじめハリウッドでも活躍する清水監督だが、出演者たちから口々に「ホラーが苦手」と言われ、「僕も子供のころは苦手だったし、ホラー映画なんか作る大人たちは宜しくないと思っていました(笑)。三吉さんから最初に『ホラー映画らしい綺麗な悲鳴とかあげられませんよ』と言われ、リアリティを持って演じてくれようとしているのがわかって、これはいける!と思いました」とコメント。

三吉は「洋画のホラーは観るんですが、日本のホラーは知っている風景だったり、“じとぉー”っとした感じが怖くて、監督には『呪怨』も観ていません!と正直に伝えました。それでもオファーをいただけたのは嬉しかったです。ただ怖いだけでなく、人間的なストーリー性も感じられるので、自分なりに表現できたらと思いました」と明かし、奏の兄・悠真を演じた坂東は「怖いなぁという気持ちが正直あったんですが、監督がすごい明るい方で、撮影に入ったら楽しかったです」とし、犬鳴村の謎を知る青年・健司を演じた古川も「大変ではありましたが、みんなで和気藹々と作品が作れて、いい経験になりました」と笑顔を見せた。

実在の心霊スポットを描いていることについて清水監督は「犬鳴村の都市伝説は聞いたことはあったんですが、プロデューサーから『映画にならないかな?』と言われ面食らいました。映画館で見応えのある作品にするには、ヒューマンドラマも描かなければと思い、若者向けの作品でありつつ、中高年の方々にも響く作品になっていると思います」とアピール。撮影中の恐怖体験について坂東は「三吉さんが『トンネルの上に人がいる』ってずっと言っていて・・・」と明かし、三吉は「犬鳴トンネルと同じ作りの心霊スポットで撮影していたんですが、ずっと見られている感じで、照明さんかな?と思ったら、うーん、なんか違う・・・」と話すと、監督が「お化けも応援してくれてたんじゃない?」と明るくフォロー。

ここで“最恐”の称号を賭けたスペシャルタッグマッチが開催されることとなり、本作の製作委員会のメンバーでもある全日本プロレスの宮原健斗選手が登場。「福岡が地元で、犬鳴トンネルも実家から近いということで、今回の最恐対決をオファーさせていただきました!」と経緯を明かすと、清水監督は「完全にご実家が呪いの範囲に入っていますよね」と語りかけ、「実家をディスらないで下さい!」と慌てる場面も。そしてレッドカーペットから選手たちが登場し、石川修司&大森北斗VS犬鳴めんそーれ&田村男児のゴングが鳴った。

この日のために“犬鳴めんそーれ”に扮したブラックめんそーれが、キャスト陣に襲いかかるなど、場外乱闘の白熱した試合を見せ、終盤では三吉も呼び込まれ、犬鳴めんそーれと田村選手にハイキックをお見舞いし、石川修司&大森北斗with三吉彩花の勝利となった。三吉は「すごい興奮しました!」と初のプロレスに歓喜し、解説を行った宮原選手も「いいハイキックでしたね!」とベタ褒め。石川選手が「女優と女子プロレスラーの二刀流を目指して欲しい!」と懇願すると、三吉は「ちょっと事務所に確認します」とやる気を見せた。

そして、宮原選手からWHQ(ワールド・ホラー・クイーン)のチャンピオンベルトを授与されると「映画館で存分に怖がっていただいて、楽しんでいただければと思います!」とアピールし、スペシャル会見は終了した。

公開情報 東映配給「犬鳴村」は2020年2月7日(金)から全国公開
公式サイト:https://www.inunaki-movie.jp/

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