ニュース

歴代レギュラーメンバー登場で化学反応!「科捜研の女−劇場版−」完成報告イベント(2021.08.11)

1999年の放送開始から20年以上に亘り高視聴率を打ち出し続けているテレビ朝日の人気ドラマシリーズ初の映画化「科捜研の女−劇場版−」の完成報告イベントが8月11日(水)に行われ、主人公・榊マリコ役の沢口靖子、マリコとバディを組む京都府警土門薫刑事役の内藤剛志をはじめ、若村麻由美、風間トオル、金田明夫、斉藤暁、山本ひかる、石井一彰が、それぞれの役の衣装で登壇した。沢口は「沢山のファンの皆さんに支えていただき、劇場版が完成しました。早く皆さんに観ていただきたい。自信作です!」と挨拶した。

常に最先端の技術を取り入れ、250を超える事件を解決してきた科学捜査研究所の榊マリコと捜査一課の土門刑事たちが、京都を皮切りにロンドン、トロントと世界規模にまで拡がった“科学者連続転落死事件”の謎に迫る。内藤は「これまでドラマでは一度もやっていない方法で犯人を追い詰めます。多分、一回きりしか使えない方法なので、是非、劇場で確認していただきたい!マリコにとんでもないことが起こります!!」と期待を煽った。

マリコの無理難題に完璧に対応する相棒的存在の解剖医・風丘早月を演じている若村は「今回は冒頭から衝撃の目撃者となります。歴代のレギュラーメンバー20名も勢ぞろいしていて圧巻です」と語り、科捜研の化学担当・宇佐美裕也役の風間は「今まで一つ一つやってきたことが、大きな映画になり、とても嬉しい。天才科学者の加賀野VS科捜研のマリコの対決を、大スクリーンで存分に楽しんでいただきたい」とコメント。

ドラマの第1シリーズでマリコの前夫を演じた渡辺いっけいが登場することについて内藤は「俺の方が『やっちゃん(沢口)と似合っている』と言ってやろうと思った。3ショットのシーンもあるので、どっちが似合っているか確かめてほしい」と三角関係をにおわせ、沢口も「とても懐かしかったし、歴代のレギュラーの皆さんも一気に打ち解けて、それぞれがクライマックスに向けて化学反応を起こして下さいました」と感謝した。

映画化にあたりパワーアップしたポイントを聞かれると、金田は「スタッフ、キャストの集中力がパワーアップしているのは勿論ですが、大きなスクリーンで美しい京都の景色が見られます」とし、斉藤も「監督が大画面を意識して演出しているので、TVでは見られなかった映像美!」と絶賛。山本は「今回は初めての機械が出て来るんですが、凄く値段が高いらしくて、触りたくないなと思いながらドキドキしました」と予算もスケールUPした様子。

シリーズ史上最強の敵として“未知の細菌”を研究する天才科学者・加賀野亘を演じる佐々木蔵之介からはビデオメッセージが寄せられ、「内藤さんから『京都の仕事場を荒らすな!』と言われたんですが、僕こそが京都人なんです(笑)。皆さん温かく受け入れて下さり、劇場版に出させていただけて光栄でした」と語り、内藤は「あいつ、京都生まれなのに東京で仕事しているでしょ?僕は本籍も京都に移したのに・・・」と冗談めかした。

ただ、役者としては佐々木を高く評価しているようで、「逸脱した科学者の役で、こういう役って機械みたいに見えがちだと思うんですが、早口のセリフも難しい言葉も熱を持って言えるし、本当に素晴らしかった。僕たちの映画に力をくれました。だから潰していこうと思う(笑)。それくらい凄い役者!」と絶賛。

最後に沢口は、今回のイベントがコロナ禍の影響により無観客で行われたことについて、「長年応援して下さっているファンの皆さんに直接、ご報告できなかったことが正直残念です」としながらも、「つらい時こそ前を向いて歩いていこうと、マリコに背中を押されてきました。科学でより良い未来を切り開く、それが映画のテーマです。9月には皆さんの前でご挨拶できますように。この困難を乗り越えていきましょう」とメッセージを投げかけた。

公開情報 東映配給「科捜研の女−劇場版−」は2021年9月3日(金)全国公開
公式サイト:https://kasouken-movie.com/

バックナンバー

ページのトップへ