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山田涼介も念願だった!「鋼の錬金術師 完結編」2部作製作報告イベント(2022.04.21)

全世界累計8000万部を超える荒川弘によるダークファンタジー漫画を基に、主人公エドとアルの兄弟の物語の最終章を2部作で公開する「鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー/最後の錬成」の製作報告イベントが4月21日(木)に行われ、山田涼介、本田翼、ディーン・フジオカら12名のキャストと曽利文彦監督が登壇した。主人公のエドワード・エルリックを演じる山田は「念願の完結編を沢山の方々に観ていただきたいです。前作から4年間、『鋼の錬金術師』への思いは途切れることがありませんでした」と達成感に満ちた表情を見せた。

2001年の連載開始から20周年を迎え、興収12億円のヒットを記録した前作から5年ぶりに新プロジェクトとして完結編を製作。国家錬金術師だけを抹殺する男スカーとの対決を描く「復讐者スカー」、そして国家を揺るがす巨大な陰謀に導かれていく「最後の錬成」という2部作で、原作の最後までを描き切る。エドの前に立ち塞がるスカーを演じた新田真剣佑は「この作品に携われたことを嬉しく思います。スカーという男をいかに魅力的に見せられるかを考え、演じ切りました」とビデオメッセージを寄せ、新予告映像と新ビジュアルも披露された。

会場には山田、本田、ディーンをはじめ、蓮佛美沙子、本郷奏多、渡邊圭祐、水石亜飛夢、舘ひろし、山本耕史、栗山千明、佐藤隆太、内野聖陽が登壇。前作に続きウィンリィ・ロックベルを演じる本田は「1を撮っていた時、『このキャラクターは、この人にやって欲しいよね』と話していたのが、形になりました!」と喜び、曽利監督も「完結まで描けることが本当にありがたく、前作のメンバーに加え、新しいキャストも素晴らしい方々が集まり、監督冥利に尽きます。このキャストたちが凄い作品にしてくれているので、楽しみにして下さい」と自信をのぞかせた。

初登場となるアレックス・ルイ・アームストロングを演じた山本は「驚くルックスなので、舘さんは僕が出ていることに気付いていませんでした」と語り、舘も「まったく気付かなかった・・・」と返答。山本は「メイクに2、3時間かかって、取るのも1時間半くらいかかるので、1日だけそのままの姿で家に帰らせてもらったら、子供が凍りついていました」と笑った。キング・ブラッドレイ役の舘は「台本を読んで五里霧中というか、理解できないまま撮影に入り、そのまま終わりました」と手探りだった様子。それでも監督からは「メチャクチャかっこ良かったです!」と羨望の眼差しを向けられていた。

ヴァン・ホーエンハイムとお父様の2役を演じた内野は「曽利監督の夢と情熱が詰まった作品で、地獄の魔王のような悪の権化と、ちょっと抜けた感じの父親という対極の役を演じさせていただき、新鮮な体験ができました。グリーンバックでの演技は、普段ロケ地や美術に依存していたことを気付かされ、映像になったものを観てワクワクしました」と明かした。エンヴィー役の本郷は主演の山田が完璧だったと熱を込めて喋り、「日本に山田涼介が存在しなかったら、この映画は出来なかったのでは?と思うくらい素晴らしかった」と絶賛。

本田は「エドの魅力はくじけそうな場面でも、前を向いて立ち向かっていくところ」と語り、山田も「自分が信じている道を突き進む姿や、芯を曲げない男らしさなど、尊敬する部分が沢山ある」と役柄を分析し、「アクションも前作の3、4倍になっていますし、スカー編は冒頭5分で凄いシーンが始まります。パワーアップして劇場に帰ってくる完結編は、僕個人としては希望の物語だと思っています。劇場でぜひ楽しんでください」と締めくくった。

公開情報 ワーナー・ブラザース配給「鋼の錬金術師 完結編」復讐者スカーは2022年5月20日(金)、最後の錬成は6月24日(金)から全国公開
公式サイト:https://wwws.warnerbros.co.jp//hagarenmovie/index.html

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