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綾瀬はるかがダークヒロインの新境地に挑む!「リボルバー・リリー」キャストお披露目会見(2023.02.28)

ハードボイルド作家・長浦京の代表作を行定勲監督が綾瀬はるか主演で映画化する「リボルバー・リリー」のキャストお披露目会見が2月28日(火)に行われた。ファッションショーさながらのランウェイには綾瀬をはじめ、長谷川博己、羽村仁成(Go!Go!kids/ジャニーズJr.)、シシド・カフカ、古川琴音、清水尋也、ジェシー(SixTONES)、豊川悦司が華麗に登場。さらに、行定勲監督、原作者の長浦氏、企画プロデュースを務める東映の紀伊宗之プロデューサーが映画化への意気込みを明かし、公開日も2023年8月11日(金)に決定した。

原作は「第19回大藪春彦賞」を受賞し、多くのファンから映像化を熱望されてきた同名小説。1924年の帝都・東京を舞台に、かつて「最も排除すべき日本人」と呼ばれた美しき元諜報員・小曽根百合が、消えた陸軍資金のカギを握る少年・細見慎太に助けを求められたことから、帝国陸軍の精鋭たちを相手にバトルを繰り広げる。会見に登壇したキャスト以外にも、佐藤二朗、吹越満、内田朝陽、板尾創路、橋爪功、石橋蓮司、阿部サダヲ、野村萬斎と豪華キャストが集結している。

紀伊プロデューサーは「韓国映画に押され気味な日本映画を世界に!と思い企画しました。単純なエンタメ作品なら勝ちようがないので、行定監督の作家性とミックスさせ、予算も才能も全てを積み上げて作り上げているので楽しみにしていただきたい!」と明かし、原作者の長浦氏も「『こんな日本映画を観てみたい!でもお金が莫大にかかるだろうな』と思い、自分は小説家なのだから“読む映画”を作ろうと書き始めた作品が、まさか映画化されるとは思わず、誰よりも楽しみにしながら、誰よりも厳しい目で観たいと思っています」と述べた。

アクション大作は初となる行定監督は「お金がかかるってこんなにプレッシャーなんだと(笑)。僕はどちらかというと近しい感情を拾い上げる映画が多いので、今回この原作を送られてきた時は『間違いじゃない!?』と思ったんですが、東京で戦う女スパイを描いて欲しいということだったので、銃を向けるとはどういうことなのか?という事に向き合いました。『こいつがアクションを撮れるのか?』とSNSで叩かれそうですが、まだまだ自分でも知らない扉があって、ちょっと良い意味で変な映画になると思っています」と自信を覗かせた。

映画史上最強のダークヒロインという新境地に挑む綾瀬は「スケールの大きな原作で、映像化されたらどうなるのかワクワクしました。アクションが多くて体作りも大変でしたが、この作品をきっかけに髪も切って新たな挑戦もありました。お客さんを物語に誘う心揺さぶる作品になればいいなと思っています」と明かし、長谷川は「大正末期の威厳があって、生きることに必死で、人と人の繋がりが熱い時代に生きられたらいいなと思って受けさせていただきました。綾瀬さんとも2年連続の共演になって嬉しかったし、行定組が作るアクション映画に期待しています」と述べた。

映画初出演となる羽村は「錚々たる皆さんとご一緒させていただき、ワクワクの気持ちで胸がいっぱいでした。アクションに、二転三転するストーリー展開など、どのシーンも印象に残っているので、かっこいい映画になると思います」と初々しく挨拶。ジャニーズ事務所の先輩でもあるジェシーは開口一番「リボルバー・ジェシーです!」と言って会場を沸かせ、「こんな素晴らしいキャストの中に自分がいるという不安もありましたが、皆さんに支えられました。激しい銃撃シーンや役者さんたちのオーラも凄い作品になっていると思います」と笑顔を見せた。

豊川も「リボルバー・悦司です!」と言って笑わせ、「僕は『夕日と拳銃』が大好きで、東映が映画化もしていますが、それに勝るとも劣らない冒険物語がそこにはあったので、東映さんならではの映画になるのではないかと。その一端にリボルバー・悦司として関わることが出来て嬉しい」と喜んだ。

公開情報 東映配給「リボルバー・リリー」は2023年8月11日(金)全国公開
公式サイト:https://revolver-lily.com/

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