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最終章ではなく序章?神谷明が次回作も期待!「劇場版シティーハンター 天使の涙」プレス発表会(2023.06.13)

1985年に北条司が「週刊少年ジャンプ」で連載を開始し、発行部数は全世界で5000万部を誇るレジェンド漫画をアニメーション化した「劇場場シティーハンター 天使の涙(エンジェルダスト)」のプレス発表イベントが6月13日(火)に行われ、声優を務める神谷明、沢城みゆき、堀内賢雄、総監督のこだま兼嗣、エンディング曲「Get Wild」を歌うTM NETWORKの小室哲哉、宇都宮隆、木根尚登が登壇した。劇場版公開日は9月8日に決定し、メインビジュアルも解禁された他、7月7日には第2弾ムビチケの発売、そして新キャラクターを演じるキャスト陣が発表された。

2019年に公開された「劇場版シティーハンター <新宿プライベート・アイズ>」は動員100万人、興収15億円を超えるヒットを記録。TVアニメ放送開始から35周年を迎えた2022年には、TM NETWORKによるエンディング曲「Get Wild」のリリース35年に当たる4月8日に、本作の制作が発表された。前作に続き現代の東京を舞台に、冴羽リョウの過去、そしてパートナーであった槇村秀幸の死の核心に迫っていく。新キャラクター&キャストとして、アンジー役に沢城みゆき、海原神役に堀内賢雄、ピラルクー役に関智一、エスパーダ役に木村昴が決定した。

アニメ開始当初から冴羽リョウ役を演じてきた神谷は「4年ぶりということで、早く作って欲しい!やっとか!嬉しい!という気持ちが同時に込み上げてきました」と感慨もひとしおの様子で、初参加の沢城は「世代的にアニメシリーズには参加できませんでしたが、劇場版という形で夢が叶い、緊張と嬉しさでいっぱいです」とコメント。堀内も「TV放送の第6話にゲスト出演した時、凄く緊張したのを憶えている。神谷さんの芝居を見て、こんな風に自分も出来るかな?と思っていた。今回は重要な役をやらせていただき、嬉しく、楽しく収録できた」と明かした。

こだま総監督は「僕の頭の中では30数年前のTVシリーズから止まっていて、もう避けては通れないリョウの過去を表現するのが難しかった。原作の北条さんからもたくさんアイデアをいただいて、完成することが出来ました」とし、神谷は「最終章ということは、これで終わりかな?というつもりでしたが、序章のような印象もある。僕的には『ゲラゲラ、ワクワク、ハラハラ、ドキドキ、ジーン』とジェットコースターに乗っているような展開で、本当に楽しかった」と満足気。

ここで、謎の組織の暗殺者・ピラルクーとエスパーダを演じる関智一と木村昴からビデオメッセージも届き、木村は「ついに神谷さん、伊倉(槇村香役)さんとご一緒できて、ミーハー心が疼いた」とし、関も「めちゃくちゃ優しくて、サインをもらっちゃいましたからねー」と喜び、レジェンド二人とLINE交換したことなどを興奮気味にそれぞれ明かした。そんな様子を見て神谷は「皆さんのお芝居を心に刻んで、いつも以上にチームワークが良いものになりました」と明かした。

また、エンディング曲「Get Wild」だけでなく、オープニング曲「Whatever Comes」も手掛けたTM NETWORKの3人も登壇し、小室は「半分ジョークで『僕たち一発屋じゃないよね!?』という話をするんですが、代表作というと『Get Wild』となって、もうこれはしょうがない。代表作があるのは素晴らしいことだし、ここまで長く聴いていただけることも嬉しい」とし、今回のオープニング曲については「僕たちは(『Get Wild』を)超えた自信があります」と力強く語った。

(C)北条司/コアミックス・「2023 劇場版シティーハンター」製作委員会

公開情報 アニプレックス配給「劇場版シティーハンター 天使の涙(エンジェルダスト)」は2023年9月8日全国公開
公式サイト:https://cityhunter-movie.com/

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