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菅田将暉も【広島編】をやらないでは終われない!「ミステリと言う勿れ」プレミアイベント(2023.09.01)

累計発行部数1800万部を突破している田村由美の人気漫画を映画化した「ミステリと言う勿れ」のプレミアイベントが8月31日(木)に行われ、主演の菅田将暉をはじめ、柴咲コウ、松下洸平、町田啓太、原菜乃華、萩原利久、鈴木保奈美、滝藤賢一、伊藤沙莉、尾上松也、筒井道隆、永山瑛太、松山博監督が登壇した。映画では原作ファンの間でも人気の高い【広島編】を描いており、菅田は「TVドラマでは入らなったエピソードで、整くんの説明にもなっているので、これをやらないと終われないなと思っていました」と明かした。

2022年1月期のフジテレビ月曜9時枠で放送された連続ドラマ「ミステリと言う勿れ」は、天然パーマがトレードマークで友達も彼女もいない、カレーをこよなく愛する主人公の大学生・久能整(くのうととのう)が、いつの間にか登場人物たちが抱える様々な悩みや事件の謎までも解いてしまう新感覚ミステリーとして話題を呼んだ。映画では、広島を訪れた整が、代々遺産を巡る争いで死者さえ出るといういわく付きの名家・狩集家(かりあつまりけ)の遺産相続事件に巻き込まれる。

TVシリーズに引き続き演出を手掛けた松山監督は「広島編をやるプレッシャーはあり、整くんにとっても重要なエピソードですが、フジテレビの連ドラとしてやるには違う温度感を感じていたので、僕が感じた空気感や温度感を映画に落とし込めるかどうか恐怖でもありました」と明かした。菅田も「連ドラから映画化の流れは初めてで、ゼロからのスタートではないし、知ってもらっているからこそ頑張らなきゃと思いました」とコメント。

狩集家の遺産相続者の一人・赤峰ゆらを演じた柴咲は「原作がとても好きで、ドラマでも整くんを見ていたので、『本物だー!』となりました。撮影は厳かなピリピリしたシーンから始まったので、このまま殺伐とした空気でいくのかなと思ったら、いつの間にか学校のようにフレンドリーで楽しい現場になっていました」と振り返り、狩集家お付きの弁護士の孫・車坂朝晴役の松下は、自身を「菅田ファン」と公言しており、「芝居力と人間力が高くて、いつか一緒にお仕事したかった。僕もクランクインして直ぐに『整くん!本物だ!!』と嬉しくなりました」と明かした。

広島編のヒロインとして、整を狩集家の遺産相続事件に巻き込んでいく狩集汐路を演じた原は「いちファンとして毎週欠かさずドラマを観ていたので、汐路として皆さんに温かく迎えていただいて嬉しかったです。撮影の合間に高速しりとりゲームをやったり、学校の休み時間みたいで楽しかったです」と笑顔を見せた。

また、ドラマからのレギュラーメンバーである大隣署の面々も登場するということで、伊藤は「今回は管轄外の話ですからね・・・」と含みをもたせると、菅田が「楽しそうでしたけど」と続き、尾上は「2年のブランクを感じないくらい楽しかった」と明かし、菅田も「大隣署が健在で嬉しかったです」と追随。しかし伊藤は「絶対、諦めないで最後まで観てほしい!」と謎のお願いをしていた。

さらに、ドラマに続き登場するキャラクターとして犬堂我路役を演じた永山は、原との共演シーンがメインだったようで、「海がきれいだったよね」と語りかけ、「原さんとは初めましてでしたが、本当に素晴らしい才能の方だと感じました。完成作品を観て、もっとこれからも見続けたいと思いましたし、素晴らしい輝きをスクリーンに焼き付けてくれたと思います」と絶賛した。

公開情報 東宝配給「ミステリと言う勿れ」は2023年9月15日(金)全国公開
公式サイト:https://not-mystery-movie.jp/

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