ニュース

“偉人ジャーズ”に浜辺美波も大興奮!「もしも徳川家康が総理大臣になったら」製作報告会(2024.04.22)

ビジネス小説としては異例のヒットとなった眞邊明人の同名小説を映画化した「もしも徳川家康が総理大臣になったら」の製作報告会が4月22日(月)に行われ、浜辺美波、赤楚衛二、GACKT、観月ありさ、竹中直人、野村萬斎、武内英樹監督が登壇した。歴史上の錚々たる偉人たちが登場するということで、“アベンジャーズ”ならぬ“偉人ジャーズ”に対面した主演の浜辺は「撮影現場で初めてお衣装の皆さんを見て、テレビを見ている感覚というか、豪華すぎて、不思議な感覚で、待ち時間もボーっと眺めていました」と明かした。

コロナ禍の2020年、首相官邸でクラスターが発生し、あろうことか総理が急死。未曾有の危機に直面した政府は、「歴史上の偉人たちをAIで復活させ、最強内閣を作る」という最後の手段に出る。「現代の日本×歴史上の偉人=壮大なジェネレーションギャップ」が奇跡を巻き起こす。武内監督は「最近、『もしもトランプが大統領になったら』を略して『もしトラ』と言われていますが、『もし徳』の方が先なので(笑)。原作は日本人として背筋の伸びる話だったし、偉人たちが今の日本を見たらどう思うだろうかと引き込まれた。面白くて為になる作品を目指したので、老若男女、外国人の方にも観て欲しい」とアピール。

テレビ局政治部の新人記者として、最強内閣のスクープを狙う西村理沙を演じた浜辺は「キャスティングも豪華すぎて、笑っちゃいました。役柄の豪華さとキャスティングの豪華さの掛け合わせで、絶対に劇場に観に行きます!皆さんが“推し”ではあるんですが、大好きな憧れの先輩でもある高嶋政宏さんが徳川吉宗を演じられていて、目力が凄くて、こういう威厳のある目をされた方が歴史上で活躍したんだろうなと。圧があって素晴らしい!」と絶賛。

坂本龍馬役の赤楚は「武内監督と話して、ワイルドでかっこよく、男らしく行こうと頑張りました。でも一つ前の撮影でぷくっとしてしまったので、節制して6キロ落としたら、顔つきがきつくなりました」と役作りを振り返り、監督も「ぽっちゃりしてたんでね。もっと強い男になってくれー!と酔っ払いながら説教していたら、ちゃんとなっていました」と称賛。また、赤楚はGACKTから座り方ひとつで違ってくるというアドバイスを受けたそうで、GACKTは「それはもう撮影の終わりの方だったんじゃないかなぁ」と照れて返した。

内閣総理大臣として蘇る徳川家康を演じた野村は「大河ドラマでは家康を教育する今川義元を演じていたんですが、今度は家康役。久々に時代劇を映画でやれる喜びもありました。監督はセリフのテンポや色を見ていて、大舟に乗ったような感じで安心できました」と明かし、5回目の豊臣秀吉役となる竹中は、何故か現場でずっと口笛を吹いていたようで、「音が鳴ってないとさみしくて・・・」と明かすも、紫式部役の観月からは「急に奇声を発したりもされるので、みんな驚いてしまって」と暴露され、「撮影の志気を上げるためにやってたんだよ。冗談のつもりだったのに・・・」としょんぼり。

「翔んで埼玉」でも武内監督とタッグを組んでいるGACKTは、織田信長役のオファーを受け、即断ったそうで、「ちょっと話を聞いたら、これまで映画やドラマで演じられてきた信長より一番かっこいい信長をやって欲しいということで、それなら出来るかもしれないですねと。監督は褒め方が下手すぎて、『無駄にかっこいい!』と言うんですが、全然嬉しくない。『無駄』っていります?そういう現場でした」と監督とのコンビネーションの良さを滲ませた。

最後に浜辺は「究極のあり得ない“もしも”という設定を体験していただけたら。偉人たちだけではなく、現代の人も出て来るので、老若男女お楽しみいただけます。これから夏の公開まで駆け抜けて、沢山の方に『もし徳』の魅力をお届けしていきたいです」と意気込んだ。

公開情報 東宝配給「もしも徳川家康が総理大臣になったら」は2024年7月26日(金)全国公開
公式サイト:https://moshi-toku.toho.co.jp/

バックナンバー

ページのトップへ