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トム・クルーズが映画への情熱を語る!「ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング」来日記者会見(2025.05.07)

トム・クルーズ主演「ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング」の来日記者会見が5月7日(水)に行われ、3年振り25回目の来日となるトムをはじめ、共演のヘイリー・アトウェル、サイモン・ペッグ、ポム・クレメンティエフ、グレッグ・ターザン・デイヴィス、クリストファー・マッカリー監督が登壇した。冒頭にはこれまでのトム・クルーズ出演作をまとめた特別映像が約14分間に亘り上映され、トムは「私は観客の皆さんのために映画を作っています」と挨拶。来場していた字幕翻訳家の戸田奈津子氏にも拍手を送り、「これまで心血を注いで1500本もの映画に字幕を付けてくれてありがとう」と称えた。

前日にはジャパンプレミアが東京都庁都民広場で行われ、駆け付けた1000人に約3時間のファンサービスを実施。トムは「毎回温かく迎えて、作品も愛して下さり、ありがとうございます」と語りかけ、「Light the fuse!(導火線に火をつけろ!)」の掛け声をきっかけに、約1万4000㎡の巨大壁面にプロジェクションマッピングの投影と花火の放出が行われ、熱狂に包まれた。その後、来日陣は世界最速の公式プレミア上映に参加し、トムは「3日前に完成したばかりなので、ここに居るキャストも初めて一緒に観ることになります。一緒に観る準備は出来ていますか?」と問いかけ、盛り上がりは最高潮に。エンドロールからスタンディングオベーションが始まり、8分超にも及ぶ拍手が送られた。

プレミアを振り返りトムは「日本の皆さんの反応が素晴らしかったので、お礼を言いたいし、昨日のことは忘れられません」と笑顔を見せ、「30年間の集大成であり、シリーズ全てをこの作品に織り込み、才能のある人々と全力投球しました」と自信を覗かせた。監督は予告でも流れるプロペラ機でのアクションシーンについて、「物理的に無理だし、トムでも無理だと思った」と明かし、トムも「スピードも凄いし、何より風圧が凄くて、まずは監督にも羽に乗ってもらって体感してもらったんだ。呼吸も出来なくなるけど、工夫しながら撮影したよ。水中でのシーンも監督とはハンドシグナルで危険な時やトラブルを知らせるようにしたよ」と互いの信頼関係の上で難しい撮影を乗り切った模様。

シリーズ3作目から参加しているサイモンは「今回は初めてチームをリードする立場になって、暗殺者とエージェントとコソ泥を束ねなくてはいけなかったんだけど、みんな前作から出演している面白いキャラクターだったから、リーダーが務められて嬉しかった」と笑い、ヘイリーも「前作では誰を信じたらいいかわからない状況だったけれど、今回はチームの一員となり、大切な仲間を失う恐れを感じながら演じていた」とし、ポムも「私も一匹オオカミだったのが、今回はみんなと一緒にいれて嬉しかった」とコメント。そしてグレッグは「イーサンが正しい決断をしているのかを見ているのが、僕が演じたドガだけど、彼の判断も正しいのか、映画で是非確認して欲しい!」と語った。

さらにトムはアクションシーンについて「常に学びながら撮影しているから、最初はどうなるかわからない。でもとにかく絶対に諦めないんだ」と哲学を披露し、監督は「トムは一人でプロペラ機に乗って、操縦しながら演技もしている。カメラは機体の外にあるけれど、どう動かすか、焦点を当てるか、一人でコントロールしていて、まさにワンマンショーだよ。ただ、楽しんでいるように見えちゃ困るんだけどね(笑)」とし、トムは「仕事への情熱と愛があるから出来る。とにかく目標を作って、諦めないこと、続けることが大切。僕は人を楽しませることが大好きだし、こういう仕事が出来るのも光栄なことだと思っている」と熱く語った。

会見の終わりにあたり、配給を手掛ける東和ピクチャーズの山崎敏社長からアナウンスがあり、「『ミッション:インポッシブル』シリーズは日本に多くのファンがおり、今作も大変期待を寄せていただいているということで、5月17日の土曜日から特別先行上映が決定いたしました。是非いち早くご覧いただけると幸いです」と発表した。

(C)2025 PARAMOUNT PICTURES.

公開情報 東和ピクチャーズ配給「ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング」は2025年5月23日(金)日米同時公開
公式サイト:https://missionimpossible.jp/

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