2013年11月
「舟を編む」第38回報知映画賞で作品賞など3冠(2013.11.29)
第38回報知映画賞で「舟を編む」(松竹、アスミック・エース配給)が、作品賞、主演男優賞(松田龍平)、助演女優賞(池脇千鶴)の主要3部門を受賞した。第8回で松田優作も主演男優賞に輝いており、同映画賞史上初の父子受賞となった。(11月28日付 日刊興行通信より)「LA Eiga Fest 2013」ロサンゼルスで開催(2013.11.28)
日本映画の海外での浸透を目的とし、日本に関連した様々な映画を集めてハリウッドで上映する映画祭「LA Eiga Fest 2013」が12月6日から8日までロサンゼルスのエジプシャンシアターを主会場に開催される。本映画祭は今年で3回目を迎え、オープニング作品には、ヴェネチア国際映画祭やトロント映画祭で好評を博し、今回が全米プレミアとなる「許されざる者」が決定し、李相日監督がレッドカーペット及びオープニングセレモニーに登場する予定となっている。(11月27日付 日刊興行通信より)石井克人監督による子供たちのための映画「ハロー!純一」小学生以下はゼロ円興行!(2013.11.27)
石井克人監督が子どもたちと満島ひかりを主演に迎えた最新作「ハロー!純一」の記者会見が11月27日(水)に行われた。本作は、「観てもらえたら、きっと心のどこかが動くはず。」そんな映画の楽しさを沢山の子供たちに味わって欲しいという監督の思いから自主製作された子供のための映画。この日は出演した子供たち7人の司会進行により楽しく会見が進み、小学生以下は無料!しかも全国の95館で上映される!ということから、7人は「映画館の皆さんありがとうございます!」と感謝の気持ちを爆発させた。イオンシネマ2劇場で「コミックシネマ」開催(2013.11.26)
イオンエンターテイメント(株)は、様々なコンテンツを提供するエンターテイメントサービス「シアタス」の中で特に若い層に熱狂的なファンを持つアニメ・声優系コンテンツに特化した「シアタスアニメ」の第2弾イベントとして、エイベックス通信放送(株)が運営し、NTTドコモが提供するスマートフォン向け定額制動画配信サービス「dビデオ powered by BeeTV」とタイアップし、「コミックシネマ」を12月13日・20日にイオンシネマ板橋と幕張新都心で開催する。(11月25日付 日刊興行通信より)東京フィルメックス出品作品「ILO ILO」が金馬奨で4冠(2013.11.26)
中国版アカデミー賞とも言われる金馬奨の授賞式が11月23日に台湾の台北市で行われ、現在開催されている「第14回東京フィルメックス」のコンペティション部門に出品されている「ILO ILO(英題)」が、作品賞、新人監督賞、脚本賞、助演女優賞の四冠を達成した。(11月25日付 日刊興行通信より)スタジオジブリ最新作『かぐや姫の物語』が初登場1位!!新作3本がランクイン!(11月23日-11月24日)(2013.11.25)
高畑勲監督が14年ぶりに手掛けるスタジオジブリ最新作『かぐや姫の物語』(東宝)が初登場1位を獲得。全国456スクリーンで公開され、土日2日間の成績は動員22万2822人、興収2億8425万2550円をあげ、大ヒットスタート。松竹が小津安二郎の「晩春」をデジタル修復(2013.11.25)
松竹(株)は、ニューヨークの映画修復会社CINERIC社と国際プロジェクトを立ち上げ、最新技術で小津安二郎監督作「晩春」のデジタル修復に取り組むことを決定した。(11月24日付 日刊興行通信より)「キンダー・フィルム・フェス in そうま」開催(2013.11.22)
「キンダー・フィルム・フェスティバル」のチェアパーソンを務める戸田恵子と震災後の復興支援を続けているNPO法人「ACTION for NIPPON」企画のもと、「ACTION for NIPPON Presents キンダー・フィルム・フェス in そうま」の開催が11月30日に決定した。被災地支援の一環として、相馬市・南相馬市に住んでいる未就学児童を対象に相馬市民会館で行われる。(11月21日付 日刊興行通信より)「新藤兼人賞」が決定(2013.11.21)
将来性のある新人監督に与える「新藤兼人賞」の金賞に「凶悪」の白石和彌監督、銀賞に「ソレイユのこどもたち」の奥谷洋一郎監督が決定。(11月20日付 日刊興行通信より)来秋開催、「京都国際映画祭」の準備委員会発足(2013.11.21)
2014年初秋の開催に向けて「京都国際映画祭」の準備委員会が発足し、11月18日に京都の祇園会館で記者会見が行われた。これまで「京都映画祭」が大切にしてきた「伝統文化・芸能の継承」を受け継ぎながら、「映画もアートもその他もぜんぶ」をコンセプトにした映画祭で、“次世代を担う人材、才能”を発掘するプロジェクト「クリエイターズ・ファクトリー」を軸に、映画、ファッション、アニメーション、パフォーマンス、音楽など様々なジャンルが業際を超えて交流を図れる場を作る。(11月20日付 日刊興行通信より)イオンエンターテイメント、「ボージョレ・ヌーヴォー解禁イベント」開催(2013.11.20)
イオンエンターテイメント(株)は、“イオン Special 10Weeks”の一環として、全国約1万人の観客と共にシネコン初となる「ボージョレ・ヌーヴォー解禁イベント」を11月20日の深夜に開催する。(11月19日付 日刊興行通信より)「池袋HUMAXシネマズ」に新たに2劇場増設(2013.11.20)
(株)ヒューマックスシネマは、「池袋HUMAXシネマズ」に新たに2館の劇場を増設し、6館体制のシネコンとして運営することを決定。所在地は現4館と同建物の地下となり、新設のシネマ5が137席、シネマ6が119席で、既存の1238席と合わせて総座席数1494席での運営となる。開館日は2014年3月21日を予定。(11月19日付 日刊興行通信より)「舟を編む」が香港でヒット(2013.11.19)
本年4月13日に公開され、第86回米国アカデミー賞最優秀外国語映画部門の日本代表作品に選出された「舟を編む」(松竹、アスミック・エース配給)が8月22日から香港で公開されており、11月10日の時点で動員3万7000人以上、興収213万香港ドル(日本円で2735万円/11月14日レート)をあげるヒット上映となっている。(11月18日付 日刊興行通信より)『清須会議』が2週連続で1位!!3位に『悪の法則』が初登場!(11月16日-11月17日)(2013.11.18)
三谷幸喜監督最新作『清須会議』(東宝)が2週連続で1位を獲得。土日2日間の成績は動員25万8423人、興収3億3217万8250円をあげ、公開9日間で早くも動員100万人、興収12億円を突破した。浅野なのに吉良役にがっかり?!キアヌ・リーブスら日・米キャスト陣による「47RONIN」記者会見(2013.11.18)
3Dアクション超大作「47RONIN」の来日記者会見が11月18日(月)に行われ、主演のキアヌ・リーブス、監督のカール・リンシュをはじめ、既に海外でも活躍の場を広げている日本人キャストの真田広之、浅野忠信、菊地凛子、そして本作がハリウッドデビューとなる柴咲コウ、赤西仁が登壇。謎めいた異端のRONIN・カイを演じたキアヌは「ここにいる素晴らしいキャストと素晴らしい仕事ができました。カールのリーダーシップの下、彼のビジョンに従って作りあげた作品なので、楽しみにしていてください!」と挨拶した。