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TVアニメオリジナルキャストで「劇場版シティーハンター」製作決定(2018.03.26)

原作発行部数5000万部を超える「シティーハンター」の劇場版アニメーション製作が、昨年のTVアニメ放送開始30周年を機に始動し、2019年初春にアニプレックス配給で公開される。

新宿を舞台に様々な依頼を受け、法で裁けぬ悪と闘う“シティーハンター”こと冴羽?を主人公にした北条司による原作は、1985年「週刊少年ジャンプ」で連載が開始され、1987年にサンライズ制作、読売テレビ・日本テレビ系列でTVアニメが放送開始され、シリーズ140話、スペシャル3作に加え、劇場版3作がヒットした。超一流の射撃の腕を持つ裏社会ナンバー1の始末屋(スイーパー)であり、女好きの?と、依頼人の女性に手を出そうとする?を撃退しつつも、仕事のパートナーとして?を支える相棒・槇村香の活躍が描かれ、今回は完全新作ストーリーとなる。冴羽?役は神谷明、槇村香役は伊倉一恵とオリジナルキャストが継続し、アニメーション制作も引き続きサンライズが担当。総監督はTVアニメと過去の劇場版で監督を務めたこだま兼嗣、脚本は「妖怪ウォッチ」でシリーズ構成・脚本を務めた加藤陽一が初参加する。こだま総監督は「ハードボイルドあり、アクションあり、ギャグあり、演出としてこれほどやりがいのある作品にはそうそう巡り会えません。しかも今回参加してくれるスタッフには、当時リアルタイムで観てくれたファンの人たちもいるのです。こんな楽しい環境でやる気が起きないわけはありません。あの頃と変わらぬ冴羽?が皆さんの前に帰ってきます。楽しみにしていて下さい」とコメント。神谷は「TVスペシャルから20年が経ち、このような形で?と香、2人の『シティーハンター』にもう一度逢えるなんて感激です!」とし、伊倉も「また100トンハンマーを振り回せるんですか!?しかも北条先生の絵を見る限り静かに収まってない気配。はぁ、もう待ちきれない!」とコメントしている。なお、製作決定を記念したスペシャルムービーも公式サイト及びYouTubeアニプレックスチャンネルで公開されており、3月24日・25日に東京ビッグサイトで開催される「AnimeJapan 2018」の「アニプレックス」「バンダイナムコ」「読売テレビ」ブースで第1弾ビジュアルの展示に加えチラシが配布される。さらに、冴羽?の誕生日である3月26日には、「シティーハンター冴羽?×ぴあ」(ぴあMOOK)が緊急発刊される。

(3月22日付 日刊興行通信より)

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