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林遣都&小松菜奈W主演で「恋する寄生虫」来年公開(2020.04.10)

林遣都と小松菜奈がW主演&初共演するラブストーリー「恋する寄生虫」(角川配給)が2021年に全国公開される。

潔癖症に苦しむ孤独な青年と視線恐怖症の不登校女子高生が出逢い、運命の恋に落ちる。10代から20代をはじめとする若者を中心に支持を得る三秋縋の10万部を突破した同名小説の映画化で、監督はCMやミュージックビデオを中心に活動してきた柿本ケンサク。林は「普通の恋愛映画ではないファンタジックな要素もありつつ、軸として描かれるのは人の心の変化です。きっと今まで見たことのない恋愛映画になっていると思うので、観ていただける皆さんには登場人物それぞれの感情の変化を想像しながら楽しんでいただければ嬉しいです」とし、小松は「“寄生虫”がキーワードになるラブストーリーという今までにない作品で、柿本監督と林さんとこの作品でご一緒出来たことは非常に光栄でした。視線恐怖症に苦しむ繊細なキャラクターを演じるうえで、迷いや不安もありましたが撮影が進んでいくなかで彼女を理解していき、最後には素直に感情をぶつけられたと思います」とコメント。また、柿本監督は「僕は『恋する寄生虫』というラブストーリーを通して“心”の在り方について描きたいと考えました。人間の心はどこにあるのか?心は目にも見えないし形もないけど確かにそこにある。主人公の二人は虫に寄生され、そのせいでこの社会に馴染めずにいます。社会不適応に苦しむ二人こそが弱さを知る者なのです。今、社会全体が大変な状況に置かれている中、自分を含む多くの人が未来への希望を失う危機に瀕しています。こういう状況だからこそ、本当に大切なものが何かを見失わないよう常に自分自身の心に耳を傾けたい、そんな思いを込めています」と作品への思いを明かしている。

(4月9日付 日刊興行通信より)

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