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今年からアニメーション部門を新設!「SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2014」開催発表会見(2014.06.06)

7月19日(土)から7月27日(日)までの9日間、埼玉県川口市のSKIPシティで開催される「SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2014」(主催:埼玉県/川口市/SKIPシティ国際映画祭実行委員会/特定非営利活動法人さいたま映像ボランティアの会)の記者発表会が6月6日(金)に行われた。長編部門は84の国と地域から536作品の応募があり、その中から厳選された12本(海外9本、国内3本)を上映。また、短編部門も12作品が決まり、今年から新設されたアニメーション部門の14作品も上映される。

会見には、上田清司実行委員会会長(埼玉県知事)、奥ノ木信夫実行委員会副会長(川口市長)、八木信忠総合プロデューサー、新藤次郎長編部門国際審査委員長(近代映画協会代表取締役)、佐藤充アニメーション部門審査委員長(日本工学院クリエイターズ・カレッジ長)が出席し、今年の映画祭への期待や豊富について語り、瀧沢裕二ディレクターから今年の映画祭の概要が説明された。

上田実行委員会会長は「まだフィルムが主流だった頃に、Dシネマということでスタートし、今年で11年目に突入します。昨年までに映画館の96%がデジタルシネマに変わったと聞いていますが、時代を先取りした映画祭と自負しております。今年は727作品の応募があり、家族の絆や恋愛、サスペンス、コメディなど様々な作品が揃いました。2つの新たな取組としては、アニメーション部門の新設とサテライト会場を設けたことです。埼玉は『クレヨンしんちゃん』や『あの花』、『らきすた』などの舞台としても知られ、アニメとは多くの関わりがあります。また、大宮ソニックシティで『あの花』の上映を行います。Dシネマが世界の主流となり、その先駆けとなったことを誇りにしながら、映画祭をアピールしていきますので、どうぞよろしくお願いいたします」と挨拶した。

オープニング作品として、2012年に長編部門に「ワイルド・ビル」を出品したデクスター・フレッチャー監督の2作目「サンシャイン/歌声が響く街」(ピーター・ミュラン、ジェーン・ホロックス出演)を上映する他、毎年恒例となっているシネマ歌舞伎からは泉鏡花による「高野聖」(坂東玉三郎、中村獅童出演)を上映。また、上田会長からの話にもあったように、アニメーション部門の新設を記念して、「劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」(長井龍雪監督、入野自由、茅野愛衣 声の出演)をSKIPシティの会場だけでなく、大宮ソニックシティでサテライト上映する。この他、昨年大ヒットした「永遠の0」(山崎貴監督、岡田准一、三浦春馬出演)を日本語字幕と音声ガイド付きでバリアフリー上映するなど、様々な企画が用意されている。

開催情報 2014年7月19日(土)~7月27日(日)、SKIPシティ映像ホール他で開催
公式サイト:http://www.skipcity-dcf.jp/

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