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気鋭の若手監督6作品に豪華出演者が集結!「GEMNIBUS vol.2」完成報告会(2026.03.04)

東宝が手掛ける才能支援プロジェクト「GEMSTONE Creative Label」の第2弾となる「GEMNIBUS vol.2」の完成報告会が3月4日(水)に行われ、短編6作品の監督と出演者が登壇した。はじめに本プロジェクトリーダーを務める栢木琢也氏が「『GEMNIBUS vol.2』は6名の個性豊かな才能溢れる監督たちによる6つの短編オムニバスです。その監督たちに共鳴するように、とても豪華なキャストとスタッフに集まっていただきました。3月6日からTOHOシネマズ日比谷で1週間限定公開ですが、反響次第では上映期間や場所共に拡大していきたいと思っております」と意気込みを明かした。

本プロジェクトは、フォーマットやメディア、これまでの実績を問わず、次代を担うクリエイターが自由に才能を発揮できる場を創出することを目的に、東宝の若手社員により立上げられた。2024年6月には4人の気鋭監督による4本の短編映画が集結し、「GEMNIBUS vol.1」として公開され、2週間限定ながら満席回が続出した。今回は栢木氏の挨拶のとおり、1週間限定公開となるが、現時点(3月4日時点)で初日のチケットは全て完売しており、その反響の大きさを物語っている。

圧倒的な映像美の中で“幸福”の意味を問いかける問題作「青い鳥」主演の森七菜は「撮影は長くはありませんでしたが、濃い時間と旅を北海道で過ごすことができました。監督が考えていることを、同世代だからこそ覗けたような気がします」とし、共演の黒川想矢は「監督からは『悩んでいることを一緒に悩ませて』と言われたのが印象に残っています」とコメント。増田彩来監督は「監督は3作目ですが、2人から学ぶことが沢山あり、戦友のように一緒に戦ってくれて、幸せとは何かを2人と探せたような気がします」と述べた。

予期せぬ妊娠をきっかけに、キャリアや生き方と向き合うことになった女性の葛藤をリアルに描く「You Cannot Be Serious!/ユー・キャノット・ビー・シリアス!」主演の黒島結菜は「迷いながら、自分と向き合いながらの選択の連続を『えいやっ!』と前に進んでいく主人公から勇気をもらえました」と自身の出産・子育てと重ねて語り、大川五月監督は「子供が産まれることは人類にとって必要なことですが、女性だけ“多様性”と言われるのはおかしいなと思って作り始めました。タイトルはテニスが好きで、ジョン・マッケンローの名言『ふざけんな!』が浮かんでつけました」と明かした。

アイデンティティの商品化をテーマに近未来のディストピアを描いたSFサイコロジカルホラー「顔のない街」主演の吉田美月喜は「フィクションでありSFですが、観て下さる方も世界がこうなっていくんじゃないかという未来が見えて怖いと思うのでは」とし、共演の香椎由宇は「SNSで自分をどう表現するか考え過ぎている人が多いと思うし、本当にこのままでいいの?と、自分らしさを今一度考えるきっかけになれば」とコメント。村上リ子監督は「顔を自由に変えられる近未来を描きましたが、アイデンティティの商品化がテーマで、ルッキズムをもう一段階違う観点で観ていただけるといいなと思います」と述べた。

スタイリッシュな映像美で現代の闇を切り裂くクリーチャーホラー「インフルエンサーゴースト」主演の西野七瀬は「主人公の麻理はSNSを活用していないし、悪い事もしていないのに炎上の中心になってしまい、どうにかしなきゃという気持ちで揺れました」と明かし、共演の本郷奏多は「SNSが身近だからこそ多くの人に共感してもらえるテーマ。麻理が可哀そうに見えてきました」とコメント。西山将貴監督は「麻理はSNSに興味がなくても、やっていないと皆と溶け込むのが難しくなっている葛藤も描いていて、皆さんもそういう息苦しさを感じているのではないかと思うので、共感してもらえると思います」と語った。

プレッシャーを疾走感で突き抜ける青春映画「ソニックビート」主演の西垣匠は「初主演で、陸上選手の役も初めてで、現場での雰囲気作りを担うのが主演の仕事の一つと思って、気を配ろうと意気込みました。その想いもイサオに何かしら影響を与えたと思います」、共演の山崎天は「先日、TOHOシネマズに来たら予告で『ソニックビート』が流れて、感じた事のない喜びでウワーッとなりました」と笑顔。関駿太監督は「この作品を撮るまではただの大学生だったので緊張したんですが、キャストの皆さんとお芝居の話をしていくうちに、映画を作っていく喜びを感じて、肩の力が抜けていきました」とコメント。

生命の尊さを幻想的な世界観で描くアニメーション作品「もし、これから生まれるのなら」の土海明日香監督は、「大学生の頃に同じようなテーマで自主制作映画を作ったんですが、それからいろんな事が起こって、もう平和とは言えないような世界になってきて、改めてこれから生まれる命はこの世界をどう思うのかな?と思い作り直しました。テーマは重いですが、観ていて楽しい映画にしようとキャラクターも作り上げました」と述べた。

公開情報 TOHO NEXT配給「GEMNIBUS vol.2」は2026年3月6日(金)〜3月12日(木)TOHOシネマズ日比谷で一週間限定公開
公式サイト:https://gemstone.toho.co.jp/

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