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日本で撮影開始!クリステン&ニコラス共演のSFラブストーリー「イコールズ」製作発表会見(2014.08.04)

クリステン・スチュワートとニコラス・ホルト共演による近未来を舞台にしたラブストーリー「イコールズ(原題)」の製作発表会見が8月2日(土)に行われ、主演の2人とプロデューサーのマイケル・プラス、監督のドレイク・ドレマスが登壇した。8月4日から28日まで日本各地で撮影が敢行されることについて、クリステンは「いよいよ始まるということで適度な緊張を感じながらも落ち着いています。素晴らしい映画になると思うので楽しみ」と語り、ニコラスも「今は最高の気分で日本に来られて嬉しい!キャストもスタッフも素晴らしく、クランクインが楽しみです」と挨拶した。

人間としての一切の感情が抑制され、個性が画一化された近未来。あらゆる感情は“ウィルス”と診断される社会で、“愛”に目覚めてしまった男女の葛藤と逃避行を描き出す。本作の製作会社スコット・フリー・プロダクションの副社長でもあるマイケル・プラス プロデューサーは「ドレマス監督の『今日、キミに会えたら』と『ブリーズ・イン』のテーマやアイデアを組み合わせ、練り上げていきました。主演の2人に加え、ガイ・ピアース、ジャッキー・ウィーヴァーも迎えて日本各地で撮影しますが、真の意味でグローバルな作品になると思っています。世界中でロケハンした中でも、日本しか本作の世界観を描ける場所はないと思いました。神秘的な部分も含め、風景や建物が素晴らしく、日本で撮影できることに感謝しています」と語った。

ドレイク・ドレマス監督も「3年がかりで企画してきた作品なので、遂にクランクイン出来るのが夢のようです。既に1週間、日本に滞在して、キャストと楽しい時間を過ごしてきました。日本の建築物が好きなので、要所、要所に入れていきたいし、禅の要素も取り入れたいです。ティーンから老人まで、愛を感じたことがある人なら誰でも、感じる部分がある作品だと思うので、全ての方に観ていただきたい」と熱くコメントした。

感情を持ちながらも、それを隠して生きてきた女性ニアを演じるクリステンは「生きていると時には感情が邪魔になることもあると思います。でも、ニアは同じように感情を持ってしまったサイラスと出会うことで、全てを投げ打ってもいいと思える愛を見つけだすんです」と語り、ニコラスも「感情が無ければいいと思うこともあるけれど、それは逃げ道でしかなく、良い時も悪い時も全て感じるべきだと思います」と持論を展開した。

2人は子役時代(クリステンは「パニック・ルーム」、ニコラスは「アバウト・ア・ボーイ」)から活躍しているということもあり、互いの共通点を聞かれると、クリステンは「確かに子どもの時からお互い役者をしているけど、特に共通点は無いわ。役者としてのアプローチや経験は似ているところもあるかもしれないけど」と答え、ニコラスも「そのことについて特に2人で話したことはないんだけど、監督やクリステンと一緒にいると、知識豊かな人間になれるような気がするよ」と語った。

また、恋人同士を演じることについてクリステンが「実は私、ニックのこと大嫌いなの!」と冗談めかし、ニコラスは落ち込んだ表情を見せて「どんな作品でも、監督から『今日から君と君は恋に落ちるんだ』と言われるとムズムズするような感覚におそわれるよ。でも、ドレマス監督は真っ直ぐな人で、丁寧に導いてくれるし、クリステンも素晴らしい役者だから、良い関係が築けると思う」と明かした。

公開情報 「イコールズ(原題)」は2015年全米公開予定

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