2大ヒーローの活躍をスクリーンで届ける｢劇場版 仮面ライダードライブ サプライズ・フューチャー｣｢手裏剣戦隊ニンニンジャー THE MOVIE 恐竜殿さまアッパレ忍法帖！｣の製作発表会見が6月10日（水）に行われ、劇場版ゲストの藤本敏史（FUJIWARA）、真剣佑、筧美和子をはじめ、レギュラー出演陣らが登壇。祟りにより恐竜の姿に変えられてしまう忍隠れ城の城主を｢ニンニンジャー｣で演じる藤本は｢僕だけ完全におっさん。そしてブサイク。でも物語の肝になる役なので、僕だけを見て下さい！｣と挨拶し、その後も共演者に突っ込みを入れまくる爆笑会見となった。

今年で40周年を迎えた｢スーパー戦隊シリーズ｣39作目として、忍者の卵たちが｢忍ばず暴れる｣という斬新な設定で子供たちの心をつかんでいる｢手裏剣戦隊ニンニンジャー｣では、ニンニンジャーの6人が甲賀＆伊賀で夏休みの宿題“殿さま救出”をかけて大暴れする。アカニンジャーこと伊賀崎天晴を演じる西川俊介は｢忍者らしさと夏らしさ満載の、ご家族で夏休みに楽しんでいただける作品になりました｣と挨拶し、作品の見どころについては｢熱い映画となっております｣と語り出すも、グダグダのしゃべりになり、藤本から｢顔はいいけど頭はブサメンなんですよ。何言ってるかわかります？｣と突っ込まれる始末。

また、藤本は出演オファーを受け、｢映画の中でしか登場しない伝説的な忍者の役かと思ったら違ってました。マネージャーに『何色の忍者？』って聞いたら『殿さまです。でも恐竜なんですよね』って言われて、わけわからんけど、まぁええかーと。小さい頃から戦隊が大好きだったんで、ガッツポーズしましたよ。ただ撮影の3日前に話が来たんで、誰か断ったんちゃうかな？｣と代役疑惑を暴露。「でも全力でやりました！サブタイトルにオレの役名が付いてるしね！」と気を取り直した様子。

さらに嫁に逃げられる役どころということで｢同じ状況になったらどうする？｣と質問されると、｢無いです！仮にも無いです！もし逃げられたら、全力をあげて引き止めます！｣と宣言し、共演陣から｢かっこいい｣の声が。すると｢おっさんが泣いて引き止めるんだよ。何がかっこいいの？｣と疑問を呈した。また、妻である木下優樹菜も娘の莉々菜ちゃんも戦隊にはまっているそうで、｢映画の中ではお遊びで3秒くらい“何か”が映ってます。見つけると『ワー！』って気持ちになると思います｣とお楽しみポイントを明かした。

続いて、｢仮面ライダードライブ｣のキャスト陣が登場。｢平成仮面ライダーシリーズ｣の第16弾として、バイクではなく車に乗る衝撃的な仮面ライダーの活躍を描き、TVシリーズもクライマックスを迎えるが、劇場版では警察官である主人公・泊進ノ介が指名手配されるという衝撃的な展開が待ち受けている。仮面ライダードライブこと泊進ノ介を演じる竹内涼真は｢ドライブ役として1年が経ちますが、演じてきた自信やオレがドライブだ！という気持ちで劇場版に臨むことができました｣とコメント。

劇場版ゲストとして、未来から来た進ノ介の息子・泊エイジ役を演じた真剣佑は、世界的アクション俳優の千葉真一を父に持つということで、何か千葉からアドバイスを貰ったか聞かれると｢撮影前には報告していなくて、1週間前くらいに言ったので、アドバイスは全くなかったです。もし時間があったら観てください｣と控えめに父親にメッセージを送った。また、｢この衣装がすごく熱くて、車の中で熱中症になってしまって｣と言いながらも汗が止まらない様子で、隣りに座る竹内からハンカチで汗を拭ってもらっていた。

また、警視庁参事官役として柳沢慎吾が出演していることも明らかとなり、ビデオコメントが届いた他、｢Mitsuru Matsuoka EARNEST DRIVE｣としてTVシリーズの主題歌を担当し、本作でも主題歌｢re-ray｣を歌う松岡充も登壇し、｢主題歌担当はこれで6作目で、ミュージシャン仲間からは『何で松岡ばっかり』と羨ましがられていますが、日本一、僕が仮面ライダーとそのチームを愛しているからです。どの役にオファーが来ても出られるよう、プロットの段階から読み込んでました｣と仮面ライダー愛をぶちまけた。