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BS-TBS×ベクトル「ストーリープレイスメントフィルム」事業発表!第1弾は山本美月主演「東京PRウーマン」(2015.07.06)

(株)BS-TBSと総合PR会社の(株)ベクトルは、ストーリープレイスメントの手法を用いたタイアップ映画製作事業「ストーリープレイスメントフィルム」プロジェクトを両社の共同事業として発足することから、記者発表会を7月6日(月)に行った。(株)BS-TBSメディア事業局の丹羽多聞アンドリウ局長は「5000万円であなたの会社の映画を作りませんか?ということで、もの作りのプロであるBS-TBSと、ものを広めるPR会社であるベクトルがタッグを組んで、コンテンツPRの新しい潮流を生み出します」と挨拶。

「ストーリープレイスメントフィルム」事業とは、BS-TBSが企業・商品・サービスを伝達するタイアップ映画を製作し、ベクトルが出来上がった映画をPRによって広めることにより、低予算で最大限のPR効果獲得を図るもの。丹羽氏は「映画やテレビドラマで役者に特定の企業名や商品名を表示させるプロダクトプレイスメントの手法はアメリカで盛んに行われており、日本でも2000年頃から用いられるようになりましたが、ストーリープレイスメントは企業や商品自体を物語の軸に据える新しい広告の手法です」と説明。

近年、海外で注目されているこの手法を用いて、従来の商品が映画内で露出するプロダクトプレイスメントに留まらず、ストーリーそのものが商品やサービスと連動することで、映画を観た人がより深いレベルで企業・商品・サービスについて理解を深められるよう、ストーリー構成からアウトプットまで一貫してプロデュースしていく。

そして、ストーリープレイスメントフィルム事業の第1弾として、完全オリジナルの脚本を作成し、職業啓発映画「東京PRウーマン」を製作。PR会社であるベクトルを舞台に、主人公が仕事のやりがいや楽しさ、大変さを学びながら成長していくコメディ作品として、8月22日から全国公開する。ヒロインは映画初主演となる山本美月、共演は山本裕典、桐山漣、井上正大。

(株)ベクトルの西江肇司代表取締役社長は「近年はモノを広めるには広告でというより、話題になることが重要視されており、我々も会社を有名にして、より良い人材を集めたいというリクルーティングの趣旨から今回、ストーリープレイスメント事業に参加させていただくことになりました」と語った。

今後は「東京PRウーマン」と同様に、BS-TBSが持つコンテンツ製作力とベクトルが持つPRノウハウを最大限に活かし、様々な企業タイアップ映画製作を行っていく。映画製作自体による話題創出に加え、映画のPRとして、完成披露試写会や初日舞台挨拶を実施することで、広告換算値約5億円以上の露出が見込まれている。

会見では第2弾作品として「アパリーマン」の製作も発表。本作はアパート経営によって資産運用に成功し、年収300万円から年収3000万円に上り詰めたサラリーマンのサクセスストーリー。作品に協力する(株)インベスターズクラウドの古木大咲代表取締役は「ベクトルから映画製作の話をいただき、これを機にアパート経営の良さを広められればと思っています」とコメント。現在はプロットの作成中で、年内にクランクインする予定としている。

公開情報 BS-TBS配給「東京PRウーマン」は2015年8月22日(土)からシネ・リーブル池袋他全国公開
公式サイト:http://www.bs-tbs.co.jp/tokyoprwoman/

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