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大泉洋が主演の自分よりカッコいい長尾謙杜をいじりまくる!「室町無頼」製作発表会見(2024.02.12)

直木賞作家の垣根涼介が自らの力で時代を切り拓いた“アウトロー=無頼”たちを描いたアクション巨編の映画化「室町無頼」の製作発表会見が2月11日(日)に行われ、主演の大泉洋をはじめ、長尾謙杜、松本若菜、北村一輝、柄本明、堤真一、入江悠監督が登壇した。日本史上初めて武士階級として一揆を起こし、歴史書にただ一度だけその名を留める主人公・蓮田兵衛を演じた大泉が掛け軸を高らかに掲げてタイトルコールを行い、「戦国時代の直前、カオスの時代と聞いただけでもワクワクする。時代を変えた熱い男たちの物語です!」とアピールした。

大飢饉と疫病の連鎖による混沌とした世に、風の如く現れ、巨大な権力に戦いを挑んだ蓮田と、彼のもとに集結した無頼たちの知られざる戦いをドラマチックに描く。大泉は「室町時代ではあるけれど、閉塞感があったり、政治に違和感を覚えたりするのは、今にも通じると感じました。脚本を読んで痛快さがありましたが、スケールがデカ過ぎて、どうやって撮るんですか?という感じで、撮影も思いのほか人力でやる事が多くて、もうちょっとCGで工夫出来ないのかな?と・・・我々が大変な思いをする映画でした」と早くもぼやき。

会見場では松明を手にして一揆を起こす人々の写真が取り囲んでいたことから大泉は「このシーンも何人呼んでんねん?!ってくらい、とんでもない数の京都の俳優さんたちが、とんでもなく広いオープンセットに集まって、『カット!』も聞こえないから、端の方の人たちはずっと一揆してましたよ!」と回想し、兵衛の悪友であり宿敵となる骨皮道賢を演じた堤も「周りもワーワー言ってるから、かなり叫んでましたね。巨大な扇風機ではったい粉も飛ばしてるから、口の中はジャリジャリだったし」と苦労していた様子。

どうしてそんな状況になったのかについて大泉は「監督がずっと『マッドマックス』を観ていて。そこを目指しているの?って感じで」と暴露すると、入江監督は「室町時代の映画があまりなくて、手探りで探していたら『マッドマックス』に辿り着いたんです。コロナ禍での撮影が難しかったのは現場の人の多さだったので、延べ何千人というエキストラの皆さんにも改めてお礼を申し上げたい」と語った。

兵衛に出会い、地獄さながらの修業を経て棒術を身につける才蔵を演じた長尾は「関所が爆発するシーンが初日で、坂道を上がっていって(爆発音が)聞こえなかったら、向こうで手を振っているんで、そっちを見て下さいと言われたんですが、本番が始まったら感じたことのない大爆発で、爆風が来るくらいでした」と思わぬ洗礼を受けたことを明かし、初のアクションについても「刀じゃなくて棒なんだ・・・と、長さも6尺あって、初日から100本振り下ろすよう言われて、いろんな振り方があるので結局500本振らされました」と正に修業状態。

そんな長尾を大泉は「もうこれは長尾君の成長の物語ですからね。長尾君の映画。最初はきったないのに、バカみたいにどんどんカッコよくなってくから、段々腹が立ってきて。ふんどし一丁でずっと演技してるから、長尾君の無頼がチョロチョロ見えているかもしれない」と言い始め、慌てて長尾が制止する場面も。“大泉洋史上最高にカッコいい男”と謳われていることについては「東映さんはやたら言うけど、これまで大体カッコ悪い役だったんで、そうなっちゃう。物凄い信念を持って、命がけで時代を変えようとする男なので本当にカッコイイ」と自ら評した。

そして最後に「人々が必死に生きて、時代を変えようとし、どの男たちもカッコよく、どの女性たちも美しい。この映画を観たら、明日から何かアクションを起こしたくなると思いますので、是非観ていただいて、元気になっていただけたら」と締めくくった。

公開情報 東映配給「室町無頼」は2025年1月17日(金)全国公開
公式サイト:https://muromachi-outsiders.jp/

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