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「カリテ・ファンタスティック!シネマ・コレクション2018」開催(2018.05.03)

今年で5周年を迎えるミニシアター「シネマカリテ」の映画祭「カリテ・ファンタスティック!シネマ・コレクション2018」が7月14日から8月24日までの6週間に亘り開催され、オープニング作品はクライム・サスペンス「クリミナル・タウン」に決定した。

上映本数、内容共にパワーアップし、第1弾のラインナップでは、ジャンルや国境を越えた新作11本、旧作1本を発表。オープニング作品は「キャリー」以来2度目の共演となるアンセル・エルゴートとクロエ・グレース・モレッツによるクライム・サスペンス「クリミナル・タウン」(ギャガ・プラス配給、8月25日公開)に決定。先行プレミア作品としては、正体不明のグラフィック・アーティスト、バンクシーがパレスチナの壁に描いた1枚の画を巡る著作権問題を追ったドキュメンタリー「バンクシーを盗んだ男」(シンカ配給、8月4日公開)と、「おんなのこきらい」の加藤綾佳監督が主演に山田愛奈を迎えた恋愛群像劇「いつも月夜に米の飯」(SPOTTED PRODUCTIONS配給、9月8日公開)を上映。更にスペシャル・プレミア作品では、音楽×映画の祭典「MOOSIC LAB」から届いた青春映画「いつか輝いていた彼女は」(今秋、K‘s cinemaで開催の「MOOSIC LAB」で上映)を披露する。また、最新上映作品として、マーゴット・ロビー主演のリベンジ・アクション「アニー・イン・ザ・ターミナル」や、ザヴィエ・ジャン監督によるサバイバル・ホラー「コールド・スキン」、ジェイソン・モモアとスティーブ・ラング共演のアクション「ワイルド・ブレイブ」などをラインナップ。新作ドキュメンタリーも2本あり、「おさるのジョージ」原作者夫婦のユダヤ系ドイツ人としての生き方をアニメと実写の組み合わせで描いた「モンキービジネス おさるのジョージ著者の大冒険」と、デビューから30周年を迎えるリチャード・リンクレイター監督の軌跡を追う「リチャード・リンクレイター 職業:映画監督」を上映。旧作セレクションとしては、「マーズ・アタック」など数々の作品に影響を与えた“不朽の駄作”「アタック・オブ・ザ・キラートマト」が40年の時を経て登場。なお、メインビジュアルは昨年同様、イラストレーターの田中梓氏による描き下ろしを使用。入場料金は新作が1500円(リピート割で1200円)、旧作が1000円。 

(5月1日付 日刊興行通信より)

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