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荒川良々が井上真央に謝罪!ピンクのレオタード姿に?「謝罪の王様」完成披露謝罪会見(2013.08.12)

2007年の「舞妓Haaaan!!!」、2009年の「なくもんか」に続き、脚本・宮藤官九郎、主演・阿部サダヲ、監督・水田伸生が再集結した完全オリジナルコメディ「謝罪の王様」の完成披露会見が8月12日(月)に行われた。前出の3名の他、井上真央、竹野内豊、岡田将生、荒川良々、濱田岳、松本利夫、高橋克実、松雪泰子が、司会者の呼び込みで出て来るはずが、なかなか登場せず、「貞子3D2」とのコラボ劇場マナーCMの上映で場を繋ぎ、ようやく登場。

粛々と現れた登壇者を代表し、阿部は「暑い中お越しいただきまして申し訳ございません。少し遅刻しまして大変申し訳ございません」と一同と共に深く一礼するも、「ここで笑いが来るはずだったんですが、そうでもなくて申し訳ありません」と苦笑い。「本編は素晴らしく、豪華なキャストの方たちとの共演を嬉しく思っています」と挨拶。井上も「なんかすみません。言われたようにやっただけなんですが。本編はだいぶ楽しい内容になっているので、多くの方に沢山笑って、驚いていただけたら」と笑顔で語った。

物語は、架空の職業である“謝罪師”を生業とする主人公・黒島譲が、ケンカの仲裁のような小さなトラブルから、政府を巻き込んだ国家存亡の危機まで、ひと癖もふた癖もある依頼人から舞い込む大小さまざまな事件に遭遇しながらも、土下座を超える“究極の謝罪”で謝り倒す謝罪エンターテインメント。

脚本の宮藤は「普段から『すいません』が口癖で、僕の謝罪は1円くらいの価値しかない」としながら、作品については「こんな所にこんな人まで!といろんな人が出てきては、ひっかき回していくスター映画だと思います。すごく楽しいです!」と自賛。司会者から「本作でメガホンをとった水田伸生監督」と紹介された監督は「何で今時、メガホンをとったなんて言うの?誰もメガホン持ってないよ。原稿をそのまま読んでるでしょ!」と何故かお怒りモードで、司会者が「大変申し訳ありませんでした」と謝罪。

映画のテーマである“謝罪”に関するエピソードを聞かれると、井上は「阿部さんの舞台を観に行ったんですが、疲れたとか、今観るべき舞台じゃなかったとか、散々ネガティブなことを言って申し訳ありませんでした」と謝り、阿部は「その時はまだ、この映画の話を聞いて無かったんですけど、井上さんに『今度、一緒ですよね!わき毛のやつ』って言われて、何のことかわからなくて。何だろうな、この人?って思いました」と明かし、「いろいろスイマセン」と井上も申し訳無さそうに再び謝罪。

何故か喋る度に会場からクスクスと笑いが起こる荒川は「井上さんに謝らないと。ピンクのレオタード姿を見て、ドキドキしてすいません。あっ、変な空気になりましたね・・・」と所在無さげにしていると、井上が「何でもやるぞ!っていうのがアピールできたらと思いました」と女優魂を覗かせ、水田監督も「明治村での真冬のロケで、レオタード姿の真央ちゃんは本当に寒かったみたいで。セットでも良かったね。申し訳ありません」と謝罪。

また、高橋演じる大物俳優・南部の元妻であり大物女優・壇乃を演じた松雪は「長い爪を付けていたんですが、南部さんの頭に全部の指を突き立ててと監督から言われて、力を入れて突き刺してしまって。謝罪したいです」と明かすと、高橋も「結構ここ柔らかいんですよ。ちょっと血が出てね。謝っていただいてスッとしました」とスッキリした様子。

ひたすら誰かが誰かに謝罪する会見となったが、最後に阿部は「2013年の邦画実写でNo.1を取りに行きます!生意気言って申し訳ありません」と謝ったところで会場は静けさに包まれ、「これももっと笑いが来ると聞いてまーす。お集まりいただき申し訳ありませんでした」と、ややスベリ気味な会見を最後も謝罪の言葉で締めくくった。

公開情報 東宝配給「謝罪の王様」は2013年9月28日(土)から全国公開
公式サイト:http://www.king-of-gomennasai.com/

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