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あの“ゴジラ”からの応援メッセージに渡辺謙も感激!「GODZILLA ゴジラ」ジャパンプレミア(2014.07.10)

1954年に誕生した日本が世界に誇るモンスター“ゴジラ”をハリウッドの超一流スタッフとキャストが現代に甦らせた「GODZILLA ゴジラ」のジャパンプレミアが7月10日(木)に行われ、ギャレス・エドワーズ監督、オリジナル版の流れをくむ科学者・芹沢博士を演じた渡辺謙、日本語吹替版キャストの波瑠の他、ゴジラのように世界で活躍するゲスト陣として女子サッカーの澤穂希、レスリングの吉田沙保里、フィギュアスケートの安藤美姫らが、ゴジラの身長と同じ108メートルに及ぶレッドカーペットに登場し、華を添えた。

「インセプション」等の最先端映像を生み出し、「バットマン」を「ダークナイト」として再生させたワーナー・ブラザースとレジェンダリー・ピクチャーズが製作した本作は、北米でのオープニング3日間で9318万ドル(約95億円)をあげ初登場1位を獲得。現時点での世界興収も4億8990万ドル(約500億円)を達成している。

挨拶のトップバッターを切った渡辺謙は「ひとつお詫びがあります。あまりにもゴジラの威力が凄すぎて台風まで連れてきてしまいました。今は風が吹いているくらいですが、皆さんがお帰りになる頃にはヤツも上陸している可能性があります!」と東京に近づいている台風8号を意識して笑いを取り、「2ヶ月前にロスでワールドプレミアを行った際にも、世界中のメディアが取材して下さり、こんなにゴジラを待っている方たちが世界にいるんだと実感しました。ようやく日本の皆さんに、自信を持って楽しんでいただける作品をお届けできます」と満足の表情。

吹替版キャストとして参加した波瑠は「ゴジラが凄くカッコ良くて、ヒーローみたいだと思いました。日本を代表するゴジラがハリウッドに行って、パワフルでダイナミックになって帰ってきました。そんな作品に吹替として参加できて幸せです」と語り、ギャレス・エドワーズ監督も「世界中でヒットしていますが、日本でヒットしなければ本当のヒットとは言えません。日本の皆さんに見せることを夢見てきましたが、今、その瞬間にいます!」と興奮気味に挨拶した。

ハリウッドでも活躍する渡辺謙との仕事について監督は「謙がいることで国際的で、言語を越えた作品になりました。彼は表情だけで気持ちを伝えられる素晴らしい俳優」と絶賛しながらも、「彼はどのキャストよりも大きなトレーラーを用意するように言ってきて、ゴジラのトレーラー以上の大きさのものを用意しなければいけなかったんだ」と困った表情を見せた。これに対して渡辺は「あとで、よーく裏で話します」と怖い顔をしながらも「レジェンダリー・ピクチャーズの社長と会った時に、ギャレスはクリストファー・ノーランの再来だと言われて『ウソだろ!』と思っていました。クリスとは2本一緒に撮っていて、素晴らしい才能の持ち主なので。でも、この作品を観て、社長の言葉に間違いはなかったなと思いました」と明かした。

ここでサプライズのビデオメッセージが“ある人”から届き、「ニューヨークでの盛り上がりもすごく、素晴らしいと評判を聞いているので、自分のことのように嬉しいです。日本でのヒットを願っています。渡辺謙さん、ニューヨークに来ることがあれば、撮影秘話を教えてください。“ゴジラ”こと松井秀樹でした。ガオー!」という松井秀樹からのメッセージを受け、渡辺は「一番作品をPRしてくれましたね。僕も外国で仕事させていただいていて、彼も野球で結果を残し、記憶に残るプレーをしてきたので、日本人として誇りだし、そういう人に応援していただけて嬉しい」と喜んだ。

公開情報 東宝配給「GODZILLA」は2014年7月25日(金)から全国公開
公式サイト:http://www.godzilla-movie.jp/

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