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「衝撃のスター・ウォーズ!」とマーク・ハミルが太鼓判!「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」来日記者会見(2017.12.07)

新たなるスター・ウォーズ3部作の第1弾として2015年に公開され、全米興収歴代1位となり、日本でも116億円のヒットを記録した「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」のその後を描いた最新作「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」の来日記者会見が12月7日(木)に行われ、旧3部作の主人公ルーク・スカイウォーカーを演じ、前作のラストで印象的なカムバックを果たしたマーク・ハミル、ダース・ベイダーを継ごうとするカイロ・レンを演じるアダム・ドライバー、そしてライアン・ジョンソン監督とキャスリーン・ケネディ プロデューサーが登壇した。

前作でルーク・スカイウォーカーを探し求める冒険に巻き込まれ、フォースを覚醒させたヒロインのレイと、父親ハン・ソロを自らの手で殺し、フォースの暗黒面へと堕ちたカイロ・レン。“光”と“闇”の間で揺れ動く2人を待ち受ける“衝撃の運命”が本作で解き明かされる。昨晩はレッドカーペットイベントが行われ、熱狂的なファン約1000人と交流したジョンソン監督は「皆さんの期待感が伝わってきて、僕たちもワクワクした」と語り、アダムも「『スター・ウォーズ』の深いルーツは日本にあるので、この地で紹介できることを嬉しく思っているよ」と明かした。

シリーズを通して本作が“最も衝撃的”とされていることについて、ケネディ プロデューサーは「光と闇の緊張感があるし、レイがルークやカイロ・レンとの関係を通して、自分が何者なのか探っていき、変身を遂げていく部分が一番の衝撃だと思う」と明かし、マークは「最大の衝撃と言えば、僕にまた役が回ってきたことだよ!」とおどけてみせた。また、「予告編でカイロ・レンがマスクを外しているが、心の中に変化があるのか?」と聞かれたアダムは小さな声で「言えません」とし、監督もすかさず「いい答えだ!」と追随。マークも「内容について触れられない作品を宣伝することほど難しいことはないよ」とフォローした。

そうは言いつつマスクについてアダムは「この美しいマスクとは愛憎関係にあるというか、スター・ウォーズの象徴の一部というだけではなく、どういう理由でマスクが必要なのか?何かから隠れるための仮面なのか?といったことに思いが巡るよね。そこに投影しているイメージと実像の違いもある。人を威嚇するようなマスクではあるけど、実際は周りが見えづらくて、靴ヒモを踏んで転んでしまったりもしたよ」と苦笑いした。

また、マークは旧3部作の時代から比べ、映像技術も格段に進化したとしつつも「技術も資金もなかったからこそ、想像力を膨らませることができたのは良いことだった。進化し過ぎて昔に戻るような風潮もあって、なるべく実際のセットを立てて撮影したりもした。一番驚いたのは、クリーチャーや衣裳やセットなど、それぞれの専門スタッフが分業で仕事をする大がかりなものになっていたこと。自分は巨大なモザイク画の欠片の一つに過ぎないんだと感じたよ」と明かした。

レイア姫を演じるキャリー・フィッシャーが亡くなって1年近く経つことについては「彼女は唯一無二の存在。演技も素晴らしく、この作品を観ると、今でもそこにいるような気持になるよ。遺作にはなってしまったけど、センチメンタルなムードに包まれるのではなく、日々を精一杯楽しんでいたキャリーのことを心に留めて、皆さんにも映画を観ていただけたら、彼女も喜ぶと思う。兄妹役だったが、実際の兄妹のように喧嘩しては仲直りして、心から愛しているよ」と想いを馳せた。ジョンソン監督も「ファンは喪失を感じていると思うけど、この映画を観ることで悲しみが癒えたらいい」と述べた。

最後にネタばらし的な質問を投げかけられた監督は「ルークが何故あの島に身を隠していたのか?そして何を考えているのか?もうすぐ公開されるこの映画を観れば、その答えがわかるので、ネタバレはしません!」とキッパリ断り、新作への期待をあおった。また、会見では“動く浮世絵”で話題の映像クリエイター、瀬川三十七による「スター・ウォーズ浮世絵」が披露され、マークは「言葉では言い尽くせないほど素晴らしい!思わず見入ってしまったよ。コピーを貰えないかな?」と絶賛し、日本語で「衝撃のスター・ウォーズ!」と言って会見を締めくくった。

公開情報 ウォルト・ディズニー・ジャパン配給「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」は2017年12月15日(金)から全国公開
公式サイト:http://starwars.disney.co.jp/movie/lastjedi.html

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