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道枝駿佑&福本莉子が「今夜、世界からこの恋が消えても」七夕願いごとイベントに登場(2022.07.06)

「第26回電撃小説大賞」でメディアワークス文庫賞を受賞し、日本、韓国、中国での合計発行部数が50万部を突破した一条岬の恋愛小説を映画化した「今夜、世界からこの恋が消えても」の七夕願いごとイベントが7月6日(水)に行われ、W主演を務める道枝駿佑(なにわ男子)と福本莉子が登壇した。七夕の飾り付けがされた庭園から登場した2人は、「晴れて良かったですね」(道枝)、「台風の予報だったのに、こうして外を歩けて良かった」(福本)と一安心し、涼し気な浴衣姿で緑の中を歩いた。

眠りにつくと記憶を失ってしまう「前向性健忘」を患った日野真織と、そんな彼女を献身的に支えるも、自らも大きな秘密を隠し持っている神谷透の、儚くも切ない記憶にまつわる愛の物語。監督は「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」など恋愛映画の名手・三木孝浩、脚本は「君の膵臓をたべたい」監督の月川翔と「明け方の若者たち」監督の松本花奈が共同で手掛けている。さらに、古川琴音、松本穂香、萩原聖人、野波麻帆、水野真紀、野間口徹らが脇を固め、音楽は亀田誠治、主題歌はヨルシカが担当している。

作品の印象について道枝は「すごく切ない物語ですが、めちゃくちゃ前向きにもなれる物語でした。以前ドラマで共演した福本さんとのご縁も感じました」とし、福本は「三木監督とは『ふりふら』(『思い、思われ、ふり、ふられ』)以来だったので、またご一緒できたことが嬉しくて、道枝さんとも再共演で、心強い皆さんと一緒にできて良かったです。原作は新幹線で読んだんですが、号泣してしまって、その後も結末がわかっていても泣いてしまうほど切なく、でも希望も与えてくれる素敵な物語でした」とコメント。

昨年話題となったドラマ「消えた初恋」に続く共演とあって、息もぴったりだった様子で、福本は「クランクインからアドリブのシーンだったんです」と明かし、道枝も「初めましてだったら、なかなか難しかったと思うんですが、(2人への)信頼感を感じました」と語った。しかし、道枝より少し年上の福本は「監督から『同級生の役だから敬語はなし!』と言われていたのに、道枝さんがずっと敬語で・・・」と暴露し、道枝も「その時は『わかりました!』と言うんですが、次の現場では敬語になってしまって・・・」とやや後悔している様子。

眠る度に記憶を失ってしまうという役柄を演じるにあたり福本は「真織は毎日、日記をつけていて、朝それを読み返してから学校へ行く習慣があるんですが、私も撮影期間中は私自身と真織として感じたことを日記に書いていました。ただハマり始めると止まらなくなってしまう性格なので、毎日ではなく、少しでも演じるヒントになればと思って書いていました」と明かした。

また、「記憶」がテーマということで、忘れられない記憶を聞かれると、道枝は「横浜アリーナでデビューしてからもうすぐ1年ですが、『デビュー決定』と画面に映し出された時、驚き過ぎて記憶が無かったです。後から映像で、しゃがみながら泣いている姿を見て、こんなことしてたっけ?というくらい強烈でした」とし、福本も「私も東宝シンデレラのグランプリと言われた瞬間ですね。人生が180度変わったと思ったし、記憶が飛ぶくらい衝撃的でした。ビックリとこの後どうなるんだろう?という不安が大きかったです」と明かした。

「七夕願いごとイベント」という事で、2人が書いた短冊を披露。道枝は「たくさんの方々の心の中で忘れられない作品となりますように」、福本は「映画の初日を大阪で迎えたい!」ということで、両者とも映画にまつわる願いごとに。福本は「私たち関西出身なので、せっかくだから大阪で初日が迎えられたら。口に出して言うと願いが叶うと言いますから、いろんな大人の方々に届いたらいいな」と関係者にアピール。

そして最後に福本は「完成作をまだ観ていないので、皆さんと同じくらい私も公開を楽しみにしています。絶対に大好きな作品になっていると思います。これからまだ、イベントも続くと思うので、そちらも楽しみにしていて下さい」と述べ、道枝も「一日一日を大切にしようと思える作品です。人生の励みになる、明日からまた頑張ろうと思ってもらえる作品なので、タイトルの意味も感じながら観ていただけたら」と締めくくった。

公開情報 東宝配給「今夜、世界からこの恋が消えても」は2023年7月29日(金)から全国東宝系で公開
公式サイト:https://sekakoi-movie.toho.co.jp/

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