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イルカたちの歓迎を受けて大満足のキャメロン監督!「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」来日記者会見(2022.12.12)

2009年に公開され、今もなお全世界歴代興収1位に君臨しているジェームズ・キャメロン監督作「アバター」。その続編となる「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」のウォーターフロント来日記者会見が12月10日(土)、マクセル アクアパーク品川で行われ、キャメロン監督をはじめ、前作に引き続き出演するサム・ワーシントン、ゾーイ・サルダナ、シガーニー・ウィーバー、スティーヴン・ラング、そしてジョン・ランドー プロデューサーが登壇した。会場で待ち受けていたイルカたちも来日を喜び、監督の「Welcome to Pandora!!」の掛け声と共に華麗なショーを披露した。

13年前に「3Dでしか味わえない新たな映画体験」を世界中の観客に届けた「アバター」。続編では、キャメロン監督自身が「今、人類が到達しうる最高の映像表現に挑戦した」と語り、海を舞台に物語は展開する。元海兵隊員のジェイクは、神秘の星パンドラの一員となり、ナヴィの女性ネイティリと結ばれ、子供たちと共に平和に暮らしていた。しかし、再び人類が現れ、森を追われたジェイクの家族は“海の部族”の元へ身を寄せるが、美しい海辺の楽園にも侵略の手が迫る。

歓迎を受けたキャメロン監督は「知的で人とつながることが出来るイルカたちが大好き!本当に素晴らしいショーだった。僕も一緒に乗ってもいいかな?」と呼びかけると、「キューキューキュー」と一斉に声をあげ、イルカたちも監督に応えた。また、10年ぶりの来日となった監督は「私と日本とは長い恋愛関係にあり、80年代から何度も来ているし、日本の文化が大好き。私の映画をいつも受け入れて下さる日本の方々に、この映画も気に入ってもらえると信じています」と挨拶した。

先日、ロンドンで行われたワールドプレミアを皮切りに、各メディアからも絶賛評が相次いでいることを受け、監督は「この5年間、どうしたら皆さんにインパクトを与えられるか考え、作り続けてきました。期待されている以上のものになっていると思うし、海をはじめとする美しい世界で感情的な旅を楽しんでもらえると思っている」と自信をのぞかせた。

また、ワーシントンは「ネイティリとのラブストーリーの先に、家族ができ、子供たちが加わったのはチャレンジングなことでした。若い彼らの目を通して様々なストーリーを体験してもらえると思う」と語り、サルダナは「私もネイティリのように怖いもの知らずでしたが、母になって恐怖を感じるようになりました。ネイティリも自分より愛する人々ができ、彼らに何かあったらどうしよう?という気持ちが増し、より感情的な作品になっていると思います。子供たちは可愛いけれど、頭痛の種でもあるんですけれどね!」と言って笑った。

今回はジェイク一家の養女・キリとして出演したウィーバーは、「全ての俳優がパフォーマンス・キャプチャーで、どんな役でも演じられるようになったんです。14歳の子を演じるのは挑戦でもありましたが、その頃の自分を思い出し、子供たちを観察して参考にしました。本当に現場に行くのが楽しかった!」と満足気な表情。また、前作ではジェイクとの死闘の末、絶命したクオリッチ大佐役のラングも復活。「ジェイクやネイティリ、そしてキリは光を放つキャラクターだが、光を目立たせるためには暗闇も必要。闇の象徴としてクオリッチを戻すのは必然だった」と明かした。

そして、MCの質問に「YES」or「NO」で答えるコーナーでは、「水中での撮影がきつすぎて役を降りたかった人は?」と問われると、全員が「NO」。また、「泳げない人は?」の質問にも全員が「NO」(泳げる)と答え、キャメロン監督は「子供の頃から海が大好きで、ダイビングを続けてきたし、最近では海底火山を見たり、最も深い海に潜ったりもしている。この作品を通して、地球が美しいこと、大切な場所であることに思いを馳せてもらえたら」とコメント。

今後についても「デザインや世界観、キャラクター、クリーチャーに至るまで、既に5作目まで構想を練っていて、ワクワクしている。今後はより大きな物語に繋がっていくし、ここにいる素晴らしい俳優たちも出演してくれる。次回作までに13年はかからないですが、2年ごとにお届けできたらと思っています」と明かした。

公開情報 ウォルト・ディズニー・ジャパン配給「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」は2022年12月16日(金)から全国公開
公式サイト:https://www.20thcenturystudios.jp/movies/avatar2

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